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テレビとYouTubeの関係がサードステージに突入しつつあるよね

おはようございます。
蜷川実花さんに「予算のことなんて一切無視して、MVを作って」とお願いしたところ、昨日、スタッフから「『セット費』ではなくて、『建築費』で請求がきます」と連絡が入ったキングコング西野です。
#最高かよ
#昭和のスターかよ

さて。
今日は『テレビとYouTubeの関係がサードステージに突入しつつあるよね』というテーマでお話ししたいと思います。

ファーストステージ

キングコングのコミュニケーションツールとして、また梶原君のリハビリとして、僕らがYouTubeを始めたのは今から7年前。
もっとも、その時の梶原君はYouTubeの魅力に気づいていなくて、本人は、あまり乗り気ではありませんでしたが。
#なので大してバズっていない

どれだけYouTubeの未来を語っても、乗り気にならなかった梶原君。
当時、YouTubeというのは「テレビに出たくても出る実力がない人達」が扱うツールで、タレントがYouTubeをやることは「都落ち」のように捉えられていたんです。
まぁ、当時の梶原君がYouTubeに興味を示さなかった理由は分からないでもありません。

テレビとYouTubeのファーストステージは、「テレビが1軍メディア、YouTubeが3軍メディア」という位置付けでありました。

ただ、その頃から未来は始まっていて、スマホに割く時間が増えていました。

セカンドステージ

「セカンドステージ」に入ったのは2016年頃からでしょうか。
この頃から、「テレビを観る/観ない」以前の問題で、「そもそも家にテレビが無いし」という声が目立つようになってきました。

テレビ番組をテレビで観るのは基本的には高齢者で、若者は、「テレビ番組を観るにしても、YouTubeに違法アップされている番組を観る」といった調子で、(少しややこしい表現ですが)「YouTubeをテレビ番組のハード」として扱い始めます。

こうなってくると、表現者(タレント)に求められるスキルは、スマホの小さな画面で結果を残す能力で、したがって、それは【団体芸】ではなく、【個人芸】。
【瞬発力】ではなく、「お前、一人で、どれぐらいの時間、画面をもたせることができるの?」という【持久力】が求められるようになりました。

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