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サロンメンバーとの絵本編集で気づいたこと

このnoteは2020年5月29日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
二日酔いで文章が投稿できない時の言い訳として『スマホの調子が悪くて…』を開発したキングコング西野です。

さて。
昨日は『夢幻鉄道』の編集作業にお付き合いいただいてありがとうございました。
(※まだの方は、先に昨日の記事↓を読んでね💓)

昨日の編集作業を受けて、いくつか整理・共有しておきたいことがあるので、今日は、そんな話をしたいと思います。

みんなでやる方が大変(笑)

今朝のブログ(↓)でも書かせてもらいましたが、ぶっちゃけて話すと、編集作業は僕と担当編集の袖山さんの二人でやった方が早かったりします。

これは皆さんの文章能力にケチをつけているわけではなくて、一応僕も袖山さんも「文章で飯を食っている人」で、おそらく国内トップレベルで上手くいっている人だと思います。

くわえて、ストーリーの背景や、お互いの癖(※これは後で話します)も分かっているので、「こうきたら、こうだよね」という阿吽の呼吸で作業を進めることができたりします。


それでも僕は皆と作った方がいいと思っています。

宣伝や二次利用といった先々(作品完成後)の展開でお客さんを巻き込むことになると思うのですが、その時、お客さんからすると「他人が完成させた作品」よりも、「自分が制作に参加した作品」の方が楽しいからです。

作業が楽しければ楽しいほど、パフォーマンスが大きくなるので、昨日は、その種を植える作業です。

これは「結果を最大化するには、どこにコストをかけるべきか?」という話で、ベラボーに時給が高い西野の生産活動が1日~2日止まろうが、昨日のような時間(もはや儀式!)を挟んだ方がいいと思います。

これは僕の絵本に限った話ではなくて、あらゆるサービスに転用できる話だと思います。

少々手間がかかろうが、コストがかかろうが、共に育てることになる子供の出産に立ち会ってもらった方がいいと思います。

そこで、かけたコストは後で必ず回収できるので。
お釣りが出るほど。

絵本編集のルールと「西野の癖」を共有しておきます

昨日のサロンのFacebookグループのコメント欄に皆様から送られてきた(膨大な!)提案は、全て読ませていただきました。

それぞれに個性があって本当に面白かったし、とっても勉強になりました。
忙しい中、お時間を割いてくださってありがとうございました。

おそらく「サロンメンバー全員で絵本編集」は今後もやると思うので、昨日の作業で気づいたことを共有しておきたいと思います。 

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