蜷川実花のサブスクモデルから考える
おはようございます。
Voicyで「日曜日の投稿」をしている最中に土曜日ということに気がついたのですが、そのまま「今日は日曜日です!」で最後まで走りきったキングコング西野です。
#多様性の時代
#人それぞれの曜日がある
今日は『蜷川実花のサブスクモデルから考える』というテーマでお話しさせていただきます。
蜷川実花さんを例にあげてお話ししますが、たぶん、全員が向き合うべき問題だと思います。
オンラインサロンのコンテンツといえば「物語」
蜷川実花さんのオンラインサロン『蜷川組 ~クリエイティブの表舞台と舞台裏~』がスタートして、早くも600名以上の会員が集まる盛況っぷり。
気になったので僕も入らせてもらったのですが、サロンのスタートダッシュはさておき、「ビジネスモデルとして、ちょっと最強だなぁ」と思ったので、共有させていただきます。
オンラインサロンの運営というのは本当に難しくて……多くのサロンオーナーがやりがちな「知識切り売りモデル」は、オーナーの知識を配り終えた時点で終わりがきてしまうので、よっぽどのスピードで新しい知識を仕入れる変態的なオーナーさんじゃないと、運営していくのはチョット難しいです。
あとは、広告でよく見かける「ウチのサロンに入れば稼げるようになりまっせ」を押し出しているオンラインサロンなんかは論理矛盾が発生していて……
「このサロンに1年間入っています」というメンバーは、「稼げるようにならないサロン」ということを図らずも証明してしまっていて、退会者を増やしてしまうし、
稼げるようになったメンバーは、稼げるようになったから退会してしまうので、左右どちらの道に進んでも行き止まり。
そんなこんなで、「『物語』を売っていくことぐらいしかない」というのがSalon.jpの一つの結論です。
けんすうサンが運営されている『アル開発室』なんかは、チームの七転八倒をありのまま出して下さるので(※頻繁に失敗しておられます!)、読み物として面白い。
田村Pのサロンも、西野に仕事を無茶振りされて「どうすりゃいいんだよ〜」という物語系です。
尾原和啓さんのサロンは、「物語を解説する」というスタンスで、変則的ではありますが、これも物語系。
これらは「知識の切り売り」という世界線ではなく、「世間的な成功が前提」というわけでもなく、「物語として面白いか、否か」なので、面白い挑戦を続けるかぎり、続きます。
その昔、けんすうサンか尾原サンから「Salon.jpは真似すべきは『少年ジャンプ』だ」と言われ、ホントそのとおりだなぁと思っています。
最近だと、新人漫画家みたいな立ち位置として、 CHIMNEYTOWNの新入社員のセトちゃんが参加しましたが、ここでも「ミュージカルって、どうやって作っていったらいいんだぁ〜?うぉぉ〜」という物語が展開されています。
そんな中、オンラインサロン『蜷川組』は、まったく違う角度からアプローチを仕掛けてきます。
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