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コロナ禍の今、経営者に求められていること by キンコン西野

このnoteは2020年4月27日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
「ソーシャルディスタンスを守って横一列に並ぶと、ヒーローのドリームチーム感が出るなぁ」と思っているキングコング西野です。

さて。
僕のオンラインサロンは「稼ぎ方を教えまっせ~」とも謳っておりまけんし、「フォロワーの増やし方を教えまっせ~」とも謳っておりません。

僕が現在取り組んでいるビジネスで得た「気づき」や、僕が企画を設計する際に気をつけている点や、後輩への指示の出し方…などを現在進行形でサロンメンバーさんに共有することが、このサロンのメインコンテンツになっております。

その中には、サロンメンバーさん実生活には転用できない記事があって当然で、そんな時は「あぁ、西野君は、こういうところに配慮をして、このプロジェクトを進めているんだなぁ」と親戚のオバチャンのような目で見守っていただけると嬉しいなぁと思っております。

サロンメンバーさんの役に立っている記事があったり、役に立っていない記事があったりしますが、もしかすると、ここだけは「学び」として提供できているかもしれないなぁと自負している部分がありまして、それは『痛みを知る』ということです。

「芸人がどうしても手放せないプライドは何なのか?」
「救いの手を拒ませてしまう原因となるものは何なのか?」

相手の「痛み」を割り出し、先回りして、寄り添い、ミッションを実行する。
この一連の動作は能動的なものであり、これを毎日お見せすることによって、受け身マインドから少しは脱却できるのかなぁと思っていたりします。

「愚痴ったところで仕方ねぇじゃん。とっとと癌を見つけて、潰しに行こうよ」というマインドに持っていく後押しは、毎日の投稿で少しできているのかなぁと自画自賛しております。

いずれにせよ誰かを攻撃し、出し抜くのではなく、今泣いている人に寄り添う世界が好きです。

そんなこんなで、今日は経営者さんに向けた記事を書きたいと思います。

「経営者」はどんな生き物か?

コロナちゃんの襲来によって、今、もっとも苦しい思いをしているのは「経営者」です。

ぶっちゃけ、「経営者」になるような人間は貧乏なんて承知の上ですし、毎日の食事がカップヌードルでも、自分のプロジェクトが少しでも前に進むのであれば、まったく苦にならない生き物です。

「六本木でワインを飲んで『ウェーイ』ができないと息ができない」と思われている方がいたら、それは偏見です。
アイツら(経営者)は、世間の皆様が想像している以上に泥臭い『根性生物(こんじょうせいぶつ)』です。
#根性生物ってナニ

自分一人で生きていくぐらいなら、なんとでもできるんです。

今、多くの経営者を苦しめているのは、「自分の生活をどうするか?」ではなくて、「従業員をどう守るか?」です。

これは経営者本人からは言いにくいことなので、僕が勝手に代弁しています。
なので、この記事を御覧の従業員さんは、一緒に悩んであげてください。

今、経営者に求められていること

今、経営者は『何を続けて、何を捨てるか?』の選択に迫られています。
コロナちゃんの第2波や第3波が考えられる世界を迎えるにあたって、「営業形態はこのままでいいのか?」という問いです。

これに関して、「西野は、こういう感じで考えています」という話を今日はサロンメンバーの経営者さんに共有しておきたいと思います。

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