【映画『えんとつ町のプペル』初号試写当日】by キンコン西野

このnoteは2020年12月4日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:勝手にプペル応援してみた。こいでみつゆき  さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


まずは近況報告です。
毎度お馴染みですが、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者数が7900名を突破しました。本当にありがとうございます。

下心を正直に白状しますが、僕らは今、『えんとつ町のプペル』という映画を作っておりまして、もう本当にたくさんのスタッフが毎日遅くまで走り回ってくれていて、その背中を痛いほど見ておりますので、やっぱり一人でも多くの方に届けたいんですね。

でも僕らは、まだまだ世間的には知名度が低い「絵本」の映画化に挑む弱小チームでして、他のメジャー作品のように前売りチケットに付ける特典とかが、あまりないんです。

現在販売しているムビチケ前売り券についてくるのは「特製スマホ壁紙」ぐらいで、他には何もない。

こうなったら僕自身が特典になるしかなくて、たとえばこういった講演会をして、そこに映画の前売りチケットを付けています。

貧乏ったらしいやり方ですが、僕らのような弱小ベンチャーは、こうするしかないんです。

この『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』は、映画『えんとつ町のプペル』のプロモーションのうちの一つで、なんとなくですが「3000人ぐらいに届けばいいかなぁ」と思いながら募集をスタートして、現在7900名です。

ここには映画の前売りチケットが「3枚」ついてきますので、現時点で2万7000枚以上の前売りチケットが売れています。
「2万7000枚」です。

当たり前の話ですが、これ、何もしなかったら「0枚」だったんです。

何が当たるかなんて自分でも分からないことがあるのだから、「試す」というのは非常に重要だなぁと、あらためて思っております。

募集締め切りまで「あと14日」。とりあえず丁寧に告知を繰り返して、映画『えんとつ町のプペル』に繋げたいと思います。

『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』に興味がある方は、クラウドファンディング「SILKHAT」のプロジェクトページから、是非、ご参加ください。

(こちら↓)

そして、二つ目のお知らせです。

これは、明日あらためてガッツリと時間をとって、お話ししたいのですが、今日(12月4日)から、東急プラザ渋谷さんと映画『えんとつ町のプペル』とのコラボイベントが始まります。

東急プラザ渋谷の各フロアに、たとえば巨大な煙突が展示されたりウンヌンカンヌン…いわゆる映画『えんとつ町のプペル』関連の展示があるのですが、何か「今しか価値を持っていない展示」をしたいなぁと思ってですね、まだテレビにも、ネットにも出ていない、映画『えんとつ町のプペル』のいくつかのシーンが見れるようにさせていただきました。

「会場でしか見れない予告編」みたいな感じです。この変は明日、詳しくお話しします。

とりあえず、今日から、東急プラザ渋谷を『えんとつ町のプペル』でジャックさせていただきます。

今日は、僕も顔を出させていただきます。

もちろん入場無料ですので、是非、遊びにいらしてください。


というわけで、本題です。

映画『えんとつ町のプペル』の公開まで、「あと21日」となった今日、制作スタッフや東宝の役員さんで完成品を観る『初号試写』がおこなわれます。

もちろん僕らは初号試写後にも、作品に手を加えて、ギリギリまでクオリティーをあげる作業をしますが、とりあえず「こんなものが出来上がりました」という関係者向けのお披露目会ですね。


最近は、インタビュー取材もたくさん受けさせてもらっていて、「今のお気持ちは?」みたいな質問をよくいただくのですが、僕のこれまでの人生で立ち会ってきた全ての挑戦が霞むほど、今回は大きな大きな挑戦で、ぶっちゃけて言うと、「怖い」です。

これほどの恐怖を僕は経験したことがありません。

今回の挑戦には、いろいろな意味がのっかっていて、「コロナ」というのも外せないと思うんです。

今年は本当にたくさんの方が苦しんで、涙して、絶望して、そんな中、『えんとつ町のプペル』という作品に希望を見ている人がたくさんいて、「やればできるというところ見せてくれ」って聞こえてくるんですね。

「やってくれる」と信じて疑っていない人もいる。

これは、誰からも相手にされず、まだ何も背負っていなかった数年前の挑戦とはまったくスケールが違って…僕は石に齧りついてでも、血を流してでも、彼らの希望を守らなきゃいけない。
失望に変えさせるわけにはいかない。


それを考えると怖くて怖くて仕方ないのですが、一方で、その大きな大きな期待というのが力にもなっていて、夜中の作業で、「もう眠いな」と思っても、「いやいや、皆が待っているんだから、あと10分だけ頑張ろう」という粘りをくれるんです。

何度も何度も。

今日も、本当にさっきまで作業が続いていて、「まだ、やれる」「まだ、やれる」の連続なんです。

期待されていなかったら、多くの方の想いを背負っていなかったら、とっくの昔に白旗を上げていた気がします。
そこは恐怖と引き換えに手に入れた本当に強い強い力だなぁと思っております。
そして、期待してくださっている皆様に感謝しております。
本当にありがとうございます。

一つ胸を張って言えることは、どれだけ期待されても、作品は、その期待を遥かに超えるクオリティーになっておりますので、まったく問題ないです。
おおいに期待してください。
開始1分で「まいりました」と言わせられる自信があります(笑)

そちらのオープニングシーンも、今日から東急プラザ渋谷で始まるイベントで少し見れたりするので、ご確認ください。


それでは映画『えんとつ町のプペル』の初号試写に行ってまいります。
今、めちゃくちゃドキドキしています。
生きている手応えを感じでいます。

映画『えんとつ町のプペル』は12月25日公開です。絶対にスケジュールを空けておいてください。

 


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2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

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