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ブランドをブランドたらしめるもの

おはようございます。
ミュージカル『Poupelle of Chimney Town』の脚本のト書きに、「曲に合わせて、ステージ上を踊るように飛び回る提灯」という一文を書いた迷惑脚本家のキングコング西野です。
#公演は11月14日から28日まで
#あと11月8日の夜のスケジュールは空けておいて

さて。
今日は『ブランドをブランドたらしめるもの』というテーマで、今朝のVoicyの延長戦のような話をしたいと思います。

もう、何度も聞いたような当たり前の結論に至りますが、そこに至るまでの動線をお楽しみください。

「薄利多売」からの脱却

エンターテイメントもサービス業です。

サービス業をやっていると厄介なのが、「たくさん売れると安心する」というハメ技にかかってしまい、少しでも気を抜くと多売競争に参加してしまいます。

しかしながら、

国内をマーケットにした場合、人口が減り続け、かつ、高齢化で消費活動が減り続けている我が国『日本』に「多売」の未来などありません。

そんな中、  

世界をマーケットにして「薄利多売」を成立させてしまう世界的企業が日本に押し寄せてきて「ウチは、この値段でやっとりますけど、おたくらはそれでよろしいの?」とオラオラ言ってくるものですから、日本をマーケットにした国内サービスは、「多売」ができない上に、「薄利」に参加せざるをえない状況にあり、瀕死状態。

すっごく乱暴に説明しましたが、これが今、日本がおかれている状況です。

この海外の猛攻を「いかに防ぎ、逆に、いかに、ねじ伏せていくか?」が僕ら世代の課題で、その答えの一つが『ブランド』です。

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