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【キンコン西野が愛したエンターテイメント】

このnoteは2020年12月17日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:経営者を目指すエンジニアリングマネージャーうめばやしりょうた さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

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本題に入る前に近況報告を2つさせてください。

一つ目は、毎度おなじみとなっておりますが、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者数が1万2300名を突破しました。本当にありがとうございます。

SNSとかYouTubeをやっていると少し人数の感覚が麻痺してしまいますが、「1万2300人の〝有料の〟お客さん」って、500キャパの会場でおこなう講演会の25回分ですから、よくよく考えたらすごいことなんですね。

オンライン系のイベントは、コロナで定着した感じはしますが、このあたり一旦整理した方がいいでしょうね。

つまり、「お客さんとの一体感」もコンテンツに含まれているような「お笑い」や「音楽」のイベントはさておき、登壇者が発信する「情報」がコンテンツとなってしまっている講演会などは、「コロナ明けも、もうオンラインでいいじゃん」という流れになりつつある。

ここを残酷に見極めておかないと、コロナ明けに苦労することになると思うので、注意していきたいと思います。

そんなこんなで、『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の募集締め切りまで【あと1日】となりました。
この機会に是非。

講演会の参加はコチラから↓

そして、近況報告の二つ目です。

映画『えんとつ町のプペル』の制作の裏側にスポットを当てた『えんとつ町のプペルができるまで展』がまも無くスタートします。

前期と後期で分かれているのですが、前期は、名古屋、大阪、札幌で開催します。

名古屋、大阪は19日スタート。札幌は20日スタートです。

で、このことを、これまで言ってなかったのですが、今回の個展では、この会場限定のグッズをいくつかご用意させていただいいていて、詳しくは『えんとつ町のプペルができるまで展』のホームページをご覧いただきたいのですが、個人的には、『えんとつ町のプペル』のキャンパスポーチと、缶入りミントタブレットと、ナノブロックがオススメです。

ポーチ、超かわいいです。これ、僕、絶対に使います。ちょっとホームページで見てください。

いい感じのグッズが揃っておりますので、是非、『えんとつ町のプペルができるまで展』に起こしください。

入場料は500円。未就学児は無料となっております。

(詳しくはホームページまで↓)

そんなこんなで、本題に入りたいと思います。

映画『えんとつ町のプペル』の公開まで、あと【8日】と迫りました。

昨日、YouTubeの方で公開させていただきましたオープニングシーンはご覧いただけましたでしょうか?

まだの方は是非、観ていただきたいのですが、映画『えんとつ町のプペル』の冒頭の180秒をまるっとノーカットで公開したんですよね。

すぐに急上昇ランキングにのって、すごい反響をいただいたのですが、あくまであれは「ジャブ」です。

その後にタイトルがドーンと出て、その後に、オープニングの二の矢、三の矢がありまして、昨日お見せしたのが、「40」だとすると「50」「60」…と続きます。

そして本編はもっと、とんでもないことになっております。
ハナから世界を獲るつもりで作っているので、そのあたりも楽しみにしていただけると嬉しいです。

そして、今日お話ししたいのは、映像のことではなくて、エンディング主題歌のことです。

アーティストのロザリーナが歌うエンディング主題歌『えんとつ町のプペル』、これがオーケストラでお届けしているのですが、これが、もうメチャクチャいい!

「自分の作品だから」とかそういうのは一切抜きで、本当にイイ。

最初は、ピアノ一本でものすごく静かに始まるんです。

でも、これって、映画の一番最後に流れるので、そこには「希望」が含まれているんです。

紆余曲折あって、ようやく光が射した感じが最初のイントロで表現されてるんですね。

そこにロザリーナの少しザラっとした声がのってくるのですが、もうね、一音目からグッときちゃう。

そこからは、ひどい目に遭ってきた自分や、逃げてきた自分のことが歌われて、でも、どこかで「これじゃダメだ」という自分がいて、そこから「もう聞こえているんだろう? 勇気の産声を」という歌詞を境に、グワッと上がっていくのですが、その物語を、オーケストラがメチャクチャ丁寧に伴奏してくれるんです。

実は、この曲に関しては、何度も何度もやり直しをお願いして、とにかく僕の発注は「ハシゴを外さないでください」なんです。

「もう、突き抜けたい!」となっている時に、「あえて、外す」みたいなのは絶対にNGで、「いくぞ、いくぞ、いくぞ、ドーン!」なんです。

もう、90年代のトレンディードラマなんです。「僕は死にましぇ〜ん!」キッカケで「ジャーン!」とチャゲ&ASKAなんです。

これ、僕が言っていること伝わってますか?

下手に芸歴を重ねると、これまで投げたことない球を投げることを「挑戦」と呼んでしまうことがあるのですが、そんなもん「挑戦」でも何でもないんです。

皆が望んでいる球を投げて、その上で、期待を上回る方が挑戦の難易度は高いわけですから、僕はそっちにしか興味がない。

『映画 えんとつ町のプペル』がまさにそれで、ど真ん中ど直球の、どエンターテイメントなんです。

当然、その物語を締めくるる歌も、その勝負をするべきで、今回の曲は、そこに挑んで、圧倒的に勝っています。

隅々までエンターテイメントが流れている。

そして、もう言っちゃいますが、皆さんが日本の映画の主題歌に抱いている違和感ありますよね?

「作品の世界観と全然違うじゃん」という。「大人の事情が働いたんだな」という。

「ああ、集客のことを考えやがったな」という。

「なんで、この作品の主題歌を、このアーティストが歌っているんだよ」という部分が1ミリもない。
100%、映画の為の曲です。

サビの歌詞は「繋いだ手を離さない」とかじゃないです。
「ハロハロハロHELLOWEEN、プペプップー、プペル」です。

プペル以外では使い道のない曲です(笑)。

だって僕は、お客さんのニーズに応える為にこの世界に入ったわけでも、
大人の事情に巻き込まれる為にこの世界に入ったわけでもなくて、
やりたいことをやりたくて、この世界に入ったので、「こっちの方が売れますよ」と言われたところで、知ったこっちゃないんです。

世間のニーズなんてマジでどうでもいいから、自分がやりたいことを徹底的にやり抜いて、そして、ギネス級のドブ板営業で届ける。これに尽きます。

とにかく、ダウンロードのリンクを貼っておきますので、是非、聴いてみてください。

世間に、大人に、業界に、一ミリも忖度していないけど、たぶん、ちょっとグッとくると思います。

映画公開までに聴き込んでいただけると嬉しいです。
この曲が、僕が愛したエンターテイメントです。
ロザリーナの『えんとつ町のプペル』、オススメです。


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2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

▼オンラインムビチケ(特典付き)の購入はこちら↓

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