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梶原君に出会えて良かったな

おはようございます。
日曜日の今日は仕事の話は一旦お休みして、『梶原君に出会えて良かったな』という完全にホッコリした話をしたいと思います。

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の現場では、連日、キャストさんの才能に胸を踊らせているオイラです。
#ひろゆき風

もともと僕の第一希望は『お客さん』で、できれば未来永劫四六時中『お客さん』をやっていたいのですが、自分が好きで好きでたまらない作品を作ってくれる人があまりいないので(でも、時々いるよ!)、自分で観るために自分で作っています。

なので、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』を客席で観れる毎日は、僕の第一希望であり、あの…とても幸せです。


今日も終演後にアフタートーク(生配信)が入っていますが、主演の吉原光夫さんとは、初日の幕があがった後も、本当に頻繁にディスカッションを繰り返しています。

吉原さんのステージパフォーマンスや、役者としての在り方を見るたびに、「自分は作る側で良かったな」と思います。
「こんな人にプレイヤーとして敵いっこないよ」という気持ちです。

昨夜は海老蔵さんファミリーも観に来てくれていて、終演後には海老蔵さんと来年の歌舞伎の打ち合わせがありました。

海老蔵さんと話をしながら、ここでもまた「自分は作る側で良かったな」と思いました。
「こんな人にプレイヤーとして敵いっこない」と。

「敵いっこない」という言葉を使うと、どうしてもネガティブな響きになってしまいますが、僕としては、ものすごく前向きな言葉として捉えていて、自分のポジションを見つけられることほど幸せなことはありません。

裏を返すと、年齢を重ねてから「自分の居場所はココじゃなかったんだ」と知ることほど不幸なことはありません。

僕は、ときどき(ものすごーく優秀な!)広告塔として稼働することはありますが、基本的には裏方の仕事をしています。
絵本を作ったり、映画を作ったり、ミュージカルを作ったり、歌舞伎を作ったり。

自分が出演することは、ほとんどありません。

自分の居場所を「裏方」に振ったことで、毎日、とても貴重な体験をさせてもらっているのですが、そもそもそのキッカケを作ってくれたのが梶原君でした。

学校の人気者(すっごい人気者だったんだよ!)が、「外の世界にはどんな面白いヤツがいるのかな?」と興味半分で吉本興業の養成所(生徒数700名)に入ったわけですが、(こんなことを言うと同期からメチャクチャ怒られるので、ここはナイショね)当時は面白い人が全然いなくて、入学から卒業するまで、ずっとトップ(首席)でした。

田舎から出てきた人間としては拍子抜けもいいとこで、退屈だし辞めようかなぁと思っていた時に、梶原君に出会いました。

梶原君が作るネタはすこぶる面白くなかったのですが、プレイヤーとしての華は抜群で、一目観た時に「ああ、僕はこの人には逆立ちしても勝てないんだろうなぁ」と確信しました。

縁に恵まれてコンビを組むことになり、梶原君の方から「どっちがボケでいこうか?」と相談にされ、迷わず、「カジ(梶原君)だよ」と答えました。

僕がプレイヤーから降りた(裏方にまわった)のはその時で、梶原君に出会っていなければ、たいして才能もないくせに、実力を過信して、中途半端にプレイヤーを続けていたでしょう。

そして、数年後に「ここじゃなかった」と思っていたことでしょう。

咲かせる場所を誤ったせいで咲かない花があります。
この世界にいると、そんな花をたくさん目にします。

それでいうと、19才の時に、その華でもって「西野が咲く場所はそこじゃないよ」と教えてくれた梶原君の存在は僕にとっては本当に大きくて、あらためて感謝だなぁと思うと同時に、本人に伝えることでもないので、サロンに書きました。

いろんな人から「『毎週キングコング』の時、梶原の話を本当に楽しそうに聞いてるね」とよく言われるのですが、楽しそうに聞いているポーズでも何でもなくて、(つまらない話題も含めて)本当に楽しくて、特等席に座らせてもらっていると思っています。
#武道館観に来てね

皆さんにも、自分の居場所を教えてくれた
人はいますか?
また聞かせてください😁

それでは素敵な日曜日を。

西野亮廣(キングコング)

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このnoteは2021年11月21日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

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