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『コロナウイルス対策』について決めちゃったこと

このnoteは2020年3月23日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
映画やミュージカルの制作を進めている裏で、『わさビーフ』のパッケージデザインを進めているキングコングの西野・守備範囲ひろすぎる・亮廣です。

さて。
今日は、お仕事の話というか、『コロナウイルス対策』について決めちゃったことを皆様に共有しておきたいと思います。

話は、いきなり脇道にそれます。

僕が「お金は要らない」としてしまうと、後輩の給料を上げにくくなるので、僕は「役員報酬」として"ある程度"受け取りますが、とは言え僕は、自分が稼いだお金を可能な限りエンタメに両替して、社会に還元することを決めています。

高い洋服を着たいと思わないし、高い御飯を食べたいとも思いません。
「自分が稼いだお金を片っ端から社会に還元していったら、どうなるのかなぁ?」という興味の方が勝っていて、その実験をしています。

オンラインサロンであげた収益は、オンラインサロンの皆と仕掛ける遊びにブチ込みます。
今、その多くは『えんとつ町のプペル美術館』の建設費用(※追加購入する土地の費用も含む)として貯めています。

誰も教えてくれないので知らなかったのですが、美術館ってメチャクチャ高いんです。
時間がかかっちゃっててゴメンね。
#頑張って美術館を買うぞ

僕のオンラインサロンは、「1日33円のメルマガ」として文章を販売していて、そこで集まったお金は『売り上げ』であって 『税金』ではないので、当然、「そのお金を何に使うか?」は僕個人が決めるのですが(※ときどきサロンの収益の使い方に口を挟んでくる人がいます)、とはいえ、「何に使うか?」を皆さんと共有しておきたいなぁと思っています。

お金が使われる先を明確にした方が応援しがいがあると思うので。
(※くれぐれも、これは『税金』ではないので、報告の義務などはなく、僕個人のサービスでやっている変態行為です。そこの線引きは宜しくお願いします)

そんなこんなで、ここからが本題

サロンメンバーでもある小野さん(元・劇団四季)が、ニューヨークに渡り、現在、ブロードウェイミュージカルを0から作る挑戦をしています。

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その題材として選ばれたのが『えんとつ町のプペル』であったこともありますが、それより何より、日本人がブロードウェイミュージカルを0から作り、成功させたら、このオンラインサロンにとって、なにより日本にとって、大きな大きな希望となります。

「やればできる」と思う人が増え、この諦めムードに包まれている日本が再び前に進むことを僕は望んでいます。

これは、日本人にとって、とても意味のある挑戦だし、お金のかかる挑戦だと思ったので、「舞台の幕が上がる2020年9月まで」という条件付きで、『ベーシックインカム』という形で、オンラインサロンの売り上げの中から【毎月50万円】の活動支援を決めました。

そんな中、新型コロナウイルスがアメリカを襲います。

ニューヨークは今、ブロードウェイの全ての公演を中止し、くわえて、稽古場の利用も禁止されています。
舞台人達は手も足も出ない状況です。

この状況下で、突貫工事で舞台を作っても、満足のいくものができないと思ったので・・

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