映画『えんとつ町のプペル』試写会でスタンディングオベーション byキンコン西野
このnoteは2020年12月14日のvoicyの音源をもとに作成したものです。
voicyの提供:西野さんにまあちゃん頑張ってとハンサムに言われたい長崎の挑戦者まあちゃん さん
どうも。キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。
本題に入る前に近況報告を二つさせてください。
一つ目は毎度同じみとなっておりますクラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者数が【1万400名】を突破しました。
本当にありがとうございます。
昨日、「1万名を突破しました」とお伝えした気がするので、1日で400名の方が新たに参加してくださいました。
こちらの講演会は「今の時代の人の巻き込み方」とか「モノの届け方」について一歩踏み込んだ内容をお話しようと思っているんですが、主には「人の巻き込み方」ですね。
みなさん薄々お気づきかと思うんですが、「商品を売る」っていう時代はもう終わっていて、商品を提供する人や、そのストーリーをいかに売っていくか?っていう勝負になってきてますよね。
その時にサービス提供者は何を押さえておかなくちゃいけないのか?何をやったらダメなのか?っていう部分をミリ単位で把握しておく必要があって、今回の講演会ではそんな話をしていきたいと思っております。
『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』に興味がある方は、クラウドファンディング「SILKHAT」内のプロジェクトページから、是非、ご参加ください。
(※講演会の参加はコチラから↓)
そして二つ目です。
現在、『西野亮廣エンタメ研究所』の公式YouTubeチャンネルの方で、12月18日にでる『ゴミ人間 ~日本中から笑われた夢がある~』と『別冊カドカワ 【総力特集】西野亮廣』のインタビュー動画がそれぞれアップされています。
こちらに関しては、僕がとやかく説明するよりも、まずみてください。
僕の仕事に対する考え方を淡々と語らせてもらっております。
お時間ある時にでもぜひ。
で、今日の本題です。
お仕事の話は置いておいて、僕の日記のような内容になっています。
昨日、『映画えんとつ町のプペル』の完成披露試写会がございました。
ツイッターで「えんとつ町のプペル 試写会」で検索かけると観にこられた方の感想が見れると思うんですけど、もうね、とんでもないことになっております。本当に。ポジティブな意味でとんでもないことです。
昨日の裏話をするとですね、僕は試写会ギリギリまで別の仕事が入っていて、試写会の会場に入ってすぐに映画が始まって。
僕はその裏で取材をたくさん受けていたんですね。テレビの取材とかもいろいろありました。
途中で抜け出して、何度か客席の一番後ろから、昨日は東京国際フォーラムでやってたんですけど、3階席までのぼって3階席の一番後ろからお客さん越しのスクリーンをみて「はじまってるなー」みたいなことを思いながらしたのもつかの間、すぐに裏に戻ってまた取材、っていうスケジュールだったんです。
で、何度目かの取材の途中に、客席のほうから地響きのような拍手がうわーって聞こえてきて、スタッフ全員がびっくりして。なにごとかって。慌てて舞台袖に行ってみると、『映画えんとつ町のプペル』を見終えたお客さんたちの拍手がぜんぜん鳴り止まないんですよ。ぜんぜん鳴り止まないの。
上映後は舞台挨拶が入っていて、それ用にステージを模様替えしなくちゃいけなくてね。カメラとか音声のチェックとかをしなくちゃいけなくて、そのアナウンスをお客さんに入れなくちゃいけないんですけど、拍手が鳴り止まないもんだから、アナウンスを流すのを待つことになっちゃったほどです。
あの瞬間、僕だけじゃなくて、作り手全員が「報われたなぁ」って思ったと思います。
とにかくすごい反応で。そこからステージにでると、客席のお客さんが泣いてるんですよ。
ちょっと伝わりづらいかもしれませんが、映画が終わってからエンドロールが流れ終わって、拍手がバーって起こってセット転換をして、僕らがステージに登壇するまでに7〜8分あるんですよ。
それくらいの時間が経ってるのに、お客さん泣いてて。
僕、芸能生活長いですけど、こんなのこれまで経験したことがないんです。
ほんと、すごかった。
すごかったって感想、プロとしてどうなんだって思うんですけど(笑)でも、昨日あの場所に居合わせた人、みんな思ったんじゃないですかね。
とんでもないことが起こってる。
これから起きようとしている。
っていう空気が会場で埋まっていました。
お仕事でお世話になってる編集者のサイさんって方がいるんですけど、この方は本当にズケズケ言う人なんですね。過去には酔っ払ってケンカしたことも何度もあって。
そのサイさんが試写会を観に来てくださっていて、上映後に彼からLINEをいただいたんですけど、ちょっと勝手に読み上げたいと思います。サイさんの許可はまったくいただいていませんが(笑)
読みますね。
プペルの試写会ありがとうございました。
不覚にも、何度か泣いちゃった。
会場からもアチコチすすり泣きの声が聞こえました。
プペル、もちろん期待していたけど、まさかここまでとは。
ここまでどエンタメでくるとは。
ここまで規格外とは。
楽しませるところ。
ハラハラさせるところ。
テンション上がらせるところ。
泣かせるところ。
全部のツボを押さえてくる感じ。
最初のプペルが主題歌に合わせてダンスするシーンを観て、
「これはただ事じゃねぇな。西野はこの映画で西野はとんでもねぇことをやるつもりなんんだな」とわかった。
そして、それはその通りだったんだけど、こっちの想像を越えてきた。
日本のエンタメ、いまちょっと元気ないですけど、この映画プペルで世界に日本の西野亮廣が完全に認知されるでしょう。
大傑作でした。
ブルーノ役を志の輔師匠にと西野さんがこだわっていた理由がわかりました。
終盤シーンでの読み聞かせ。
このシーンがダメ押しでプペルはまさに世界のプペルになりました。
今度は子供達と映画館に行きます。
もうね、泣けちゃう。
僕はよくマーケティングの話をしますが、作品の中身にそんなものを挟み込むつもりは1ミリもないんです。こんなキャラ入れておいたら受けがいいだろうとか、こんなテイストのストーリーが流行っているからそういうモノを入れ込もうみたいな。
そんなのね、死んでもやりたくないんです。
僕らが作ったのは、世界に対して「これが僕たちの面白いだ!」ってもので。
世界中のエンタメに対してクオリティで真っ向勝負したんですね。
そこに命をかけた数年間だったので、こういった感想を頂けたりとか、地響きのような拍手を頂けたことがすごくうれしかったです。
今年は世界中は夢や希望を失ってしまった年となりましたが、最後の最後で「諦めるのはまだ早い」ってメッセージを滑り込ませることができたかなぁと思っております。
映画公開は12月25日です。
ぜひ観に来ていただきたいのと、エンドロールが流れ終わったら「おしまい」ってでるんですけど、感動したらそれがでた瞬間に拍手をいただけるとうれしいです。
みんながしあわせになったあの瞬間に拍手をすることで、僕やスタッフもすごく救われたけども、映画を観にこられた方、客先にいた方も「いいの観たな」って感じがしたんです。
だから、拍手をお願いします。
その音が聞けたらいくらでも頑張れます。
そして、数年前に宣言して日本中から笑われましたが、エンターテイメントで世界を取る瞬間をお見せしたと思います。
『映画えんとつ町のプペル』、間も無く公開です。
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2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』
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