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【戦うべき場所】と【戦うべきではない場所】を冷静に見極めて、確実に世界を獲る

こんにちは。
ジョギングで現場入りすることが多いので、入り口の検温で毎度ヒヤヒヤしているキングコング西野です。

さて。
今日は『【戦うべき場所】と【戦うべきではない場所】を冷静に見極めて、確実に世界を獲る』というテーマでお話ししたいと思います。 
※僕は「エンタメ」を軸に話しますが、これは全ての職業に共通して存在するテーマだと思います。

戦うべきではない場所では絶対に戦わない

僕はとてもワガママなので、ニーズを調べて、そこに向けて作品を作るようなマネはしません。
まず、「自分が作りたくて作りたくてたまらないもの(の核となる部分)」を、どこにも忖度せずに作ります。

その後、出来あがった作品を世間に届ける為に、あれやこれやとマーケティングを挟みますが、そもそもその作品が『戦うべきではない場所』に該当していた場合は、作品ごとボツにします。

衝動に従って「グルメ」をテーマにした物語を書きあげたところで、西野亮廣が語る「グルメ」の共感性は低いし、西野亮廣周辺には「グルメ」を二次展開、三次展開できる土壌が整っていないので、「僕が届けるべき作品ではない」と判断し、おもくそ捨てます。
#だったら最初から書くなよ
#欲しい人がいたらあげます

世界を獲ることを考えた時に、一番やっちゃいけないのが「相手の土俵で戦う」だと思います。
この「相手の土俵」を因数分解すると、いくつかの項目に分けることができて、そのうちの一に「共感」があると思っています。

要するに、「グルメ」に関しては、僕の発信よりも、グルメに関する物語を背負っている人の発信の方が共感を生む(世間の感情移入率は高い)ので、「相手の土俵」だということです。

一方で、「挑戦をして、町中から嫌われた物語」は、(少なくとも日本だと)僕の土俵だと思います。

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