2020年2月から、新日本カレンダーさんが運営する日本の季節や旬のものを楽しむサイト「暦生活」の食に関する記事を書かせてもらっています。 実は料理を仕事にすることを意識し始めた時に、暦生活さんの投稿を参考にしながらSNS投稿をしていました。 まさか自分が暦生活のライターをさせてもらう事になろうとは…… 本当に不思議でありがたいご縁を頂いてます。 サイトの投稿とともに、こちらでもnoteの投稿が出来たらなあと思いつつ、気がつけば既に9記事もupされている…… ! 今回は
この文書は、5月の上旬に恵文社で行われる予定だったマルシェイベント「暮らしの中のひと休み」に寄せて、私の思う「ひと休み」について書き留めたものです。 いつかまた、みんなでイベント出来ますように。 「庄本家は、忙しいのが好きだからね」 そう、親に苦笑いされながら言われたことがある。 確かに、せわしない子どもだった。休日になるとクラスの連絡網の紙を引き出しから引っ張りだし、予定が空いてそうな友達の家に片っ端から電話をかけていた。一人でぼーっと過ごすのは苦手。社会人になってか
小学生の私は、学校から帰るや否や、ランドセルを放って友達の家へ遊びに行っていた。 遊びに夢中になっていたら、いつの間にか日が暮れていた。もう帰らなければ。 バイバイして歩いていると、近くの家から料理の匂いが漂ってくる。そこの夕ご飯を想像したりしながら、自分の家を目指す。いつもの日常。 「今日のうちのごはんは何かな?」 自分の家の近くまで帰ってくると、台所からは醤油とみりんを甘辛く煮たようなとてもいい匂いがした。 日本人ならきっと、子どもも大人も大好きな匂いだ。 「今日のごは