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円相

こんにちは、領です。

私の「円相」のイメージです。

最初は、この世において自由意思が存在し「常」を維持しようとしている状態です。

「常」を維持しようと努力し、維持できない状態を繰り返します。

次に、「常」を維持することは不可能で、快と苦は不可分で振動する性質が在ることに気がつきます。

「無常」を受け入れざるを得ない状況になります。

私は、快と苦が不可分なら一切が苦だと思いました。この世に存在していたくないと思いました。

思考することしか趣味のない私の思考が絶句しました。

能動的な質のない、ただ「観ている」という状態になりました。

思考内に勝手に展開するイメージとそれに伴う身体感覚を「観ている」という状態になりました。

「観ている」が高次化し正弦波に見えていた振動が、コイルのように立体の構造を持つイメージに変化しました。

どんどん「観ている」が高次化します。

そして、「個人の私」の情報が円に至り、「個人の私」が消滅します。

ゼロを起点にマイナスとプラスが重なり合って業の消滅に至ります。

それは、-∞と+∞が重なり合うことと同等です。

その境地では「観ている」だけが在ります。


もっと適切な数学的表現があると思いますが、私の「円相」のイメージです。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

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