見出し画像

今年の終い己巳の弁天祈願、弁天さまの大盤振る舞い。

先日の甲子の大黒さまのご縁日に続き、
己巳の弁天さまのご縁日も今年の分は今日で終了。

良いお天気に恵まれて、とても気持ちのいい秋の名残りの日です。
お供えのお花はちょうど今日あつらえたように満開になりました!
実に弁天さまです(笑)

秋色のダリアとランが可愛く、百合はゴージャスです。

本日も滞りなくご祈願おつとめさせていただきました!
弁天祈願の施主さまもおつとめありがとうございます。
今夜も施餓鬼供養を行なって本日の行全て終了する予定です。

珍しくこんな時間に書いているんですが、
どうも今日中に行うと今日のありがたい弁天さまの
ご利益が受け取れる大変いいことがあるらしいです。
弁天さまが「早く早く!」という雰囲気なんで取り急ぎ。

本日終い弁天己巳の日の間に、どなたさまも
お白湯、またはお水などを召し上がるときに
その水の粒子というか原子というか、が全て如意宝珠である
と観想して飲んでいただきたいのです。

今日の弁天さまは、修法を始めるや否や天から舞い降りて
こられました。
いつもよりも豪華なお姿、最近のテーマはゴージャスらしいのですが
今日も見事な堂々たるお姿です。

右側には龍、左側に蛇のご眷属を従えてお座りになり、
そのご眷属ががぱあっ、と口を開けていきなり奔流のように
口から水を吹き出し始めました。

あれです、マーライオンとか、手水のところにある龍が
水を吹くあのイメージ。

その水は上にも書いた通り、全ての粒子が如意宝珠。
それを口を開いて受けよ、とおっしゃる。

まあ確かにお唱えすることやご真言を念誦している時は
ご本尊は少し自分よりも上の位置におられると観想して
行なっていますので、姿勢としては少し上むきの心です。

大きな口は開けませんが、口の中でお唱えしているので
少し唇は開いています。
そこから流れ込む如意宝珠。

実に甘露!です。

これを同じように行なっていただくと、大変よろしいようです。
お白湯やお水を飲むときに少し顎を上げて喉に流し込みますが、
そのとき口から喉へ流れ込む液体が全て如意宝珠であると
思って飲んでください。

さらに、卵を使った料理、あるいはお菓子を召し上がると
なお良いとのこと。

龍が噴き出す水は身体を潤して健康をもたらし、
蛇が噴き出す水は文字通り宝の水となって豊かさや財運をもたらす
ということです。

弁天さまのお口から水を出してもよかったんだけど、
絵的に今ひとつだと思ったのでご眷属を呼ばれたようです。
弁天さま、やはり女子ですね(笑)

お水や卵のアイテムを召し上がったら、
「おんそらそばていえいそわか」とお唱えして
弁天さまにお礼を申し上げてくださいね。

財運や福徳に加えて今回は健康に関してもご利益を
いただけるようにしてくださったということは、
健康について注意せよということでもあるようです。

これからまた寒い時期が来ます。
ご自身の身体の声によく耳を傾けて、大切にケアするよう
これまで以上に心がけていただければと思います。

心も身体も温かく。

今年は何度も、身体を大切に養って休息をとる、ということを
書いてきましたが、やはりとても大切なようです。

弁天さまのお水は心身の穢れも爽やかに洗い清めてくださいます。
弁天さまのお力の水の徳、つぶさにしっかりと受け取ってくださいね。

来年もよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?