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ゆるく語る映画の感想シリーズvol.3「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」

2月中旬、寒暖差の激しい日々が続く中、映画館に足を運んだ。
上映スケジュールを眺めていた時に、一際目を引くタイトルが目に飛び込んできた。

「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」

「もう1回がない試合だ!!研磨!」

予告編から溢れ出す、熱量!青春!
この映画は人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」の続編となる本作は、主人公・日向翔陽率いる烏野高校とライバル校・音駒高校の熱戦を描いている。

私はアニメや漫画を全巻制覇し、バレーボールのルールもこの作品で学んだほど、私にとって「ハイキュー!!」は特別な存在である。

連載はすでに終了、アニメももう何年もやっているのを観続けて、ここまでくるとまるで育ての親のような愛着も生まれ、これは見逃すまいと特典マンガも目当てに(一部上映館ではすでに配布終了)チケットを購入し、観てきました!

感想を一言でいうと「感動!」

この感想を誰かに話したい気持ちを抑えられなかったので、唯一の発散場所をとしてここに書きます!

今後観る予定の方、すでに観ていて同じ気持ちになっている方。
ぜひご一読ください。


■ストーリーについて(ネタバレちょいあり)

全国大会を舞台に繰り広げられる両校の戦いが、迫力満点の映像で展開されている本作、まずざっくりどんな内容かを紹介。

主人公、日向翔陽がいる「烏野高校」(※以下、烏野)は冬の全国大会を苦戦しながらも勝ち進めていき、迎えた3回戦で対戦するのが「音駒高校」(※以下、音駒)。

音駒は地区が異なるものの昔からのライバル。
これまでも練習試合や合宿などで度々、対戦をしてきた学校だ。

練習試合では何度もぶつかり合ってきたライバル同士が、互いに成長した姿を見せつけ、手に汗握る攻防を繰り広げる念願の初公式戦!
通称「ゴミ捨て場の決戦!」が始まる!

映画ではここまでの過程と試合を並行して、話が進んでいくので初めて見るって人も一応着いて行けるはず…可能ならマンガなりアニメでここまでの過程を観てから行くことをおすすめする。
※もちろん、初見の人も観れるような多少の配慮はされている。

少年漫画のスポーツ系の王道である、
ライバルとの対決!
全国という大舞台!
余すことなく楽しめる内容だった。

私はどちらかというと、音駒が好きでその中でも主人公がライバル視?している「孤爪研磨」というキャラが好きで。スポーツマンだらけのこのマンガで唯一と言っていいほどの陰キャ。
ゲーム大好き、根性嫌いタイプ。
だが、一度バレーボールとなると戦略家として、まるでゲームをクリアするように相手を追い詰めていく。

そんな戦略に何度も苦しめられる烏野高校、そして主人公の日向。

逆にクリアが見えると、がっかりしたり寂しい気持ちになる。
陰キャだけど、クリアするために頭を使うことに楽しみを持っている根は熱いタイプのキャラだ。

そんな二人のやり取りが試合を通じて伝わってくる、これぞ青春!
手に汗握る展開はまるで実際の試合を選手目線で観ているかのような感覚で映画館が体育館に変わったような感覚になる。

見どころシーンに着いて(ネタバレちょいあり)

見どころシーンは2つ。

1つ目は試合展開。
共に全国大会に出場するくらいのレベルなので、練習試合のときとは全く違う。
お互いに勝ちに行くためにこれまでになかった武器も出していく。
描写にもあるが、お互いにナイフを出して刺しにいっている表現がまさにその通りだなと思った。
手に汗握る展開はどちらが点を決めてもうぉーーー!と叫びたくたる。
試合を観に行く気持ちで映画館に向かうことをおすすめする。

2つ目は作画。
アニメの作画も素晴らしいのはもちろんだが。
やはり映画となると、細かいところまで書き込んでいる。
それがバレーボールのスピード感も加えているのだから、それは膨大な時間と技術を用いたことが想像できる。
またこれはネタバレなのだが、研磨目線で試合を見るシーンがあるのだが、実際のハイキューの試合に入り込むとこういう世界でバレーをやっているのかと体感できる、まさに「試合に入る」ということが体験できるのだ。

物語だけでなく、作画の凄さも楽しめるのが今回の映画の見どころでもある。

まとめ

とにかく熱い、熱いのはストーリーだけでなく作画や演出も。
かなり力が入っている、ハイキュー!!屈指の試合をぜひ映画館で楽しんでもらいたい。

またハイキュー!!の主題歌といえばでおなじみのSPYAIRの新曲「オレンジ」もおすすめだ!

熱のこもったストーリー、圧倒的な作画、そして心を揺さぶる音楽。全てが最高峰のこの作品は、ぜひ映画館で体感してほしい。

ではまた〜 

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