見出し画像

親を喜ばす子供

親を喜ばせるために生きると、生の充実感は感じられなくなります。
生きる意味も喜びも感じづらくなります。
古宮  「一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本」

小さい頃はとにかく親に褒められることばかり考えていました。
勉強をがんばるのも、スポーツをするのも、良い成績を取ったり活躍したりして褒められるためでした。
長子として生まれ、B型の完璧主義。妹の見本となることが運命づけられていると思っていたのです。
結果として大学進学や社会人になる頃には目指す先が分からなくなったのに、それに気づいてすらいなかったような、どうしようもない人間になっていました。
そして目的地がないまま、やっぱり誰かに褒められることだけを考えて行動し続けた結果、自分の中で「なんか、生き方間違ってきたんじゃないか」とようやく気づき始めて、明らかに間違ってたと分かったときに適応障害と診断されたわけです。
これを誰かのせいにするつもりはなく、自分が辿るべくして辿ってきたんだと思うようにして、今は前向きに新しいこと、自分が喜べることを自分がやりたいやり方で進めようとしています。
と同時に、自分の娘たちにはいろんなことをやってみて、ゆっくりでいいからどんな人生にしたいかを自分で考え、実践してみる、チャレンジしてみる、そして自分で決めることを促しています。決して親に顔色を窺わないようにと言い添えて。
みんながそれを若いうちから実践できるような世界を目指して。

Enrich the world
みんなが心豊かに暮らせる、
彩りある世界に
Enrich the world

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?