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60代からの作文ドリル(5)

問題「学校の授業以外で学んだことを書いて、それをどうやって学んだか教えてください。」


2024年7月30日(火)

学生時代、プログラミングで利用していたプログラミング言語、PL/1、BASIC、そしてマシン語(i8080、MC6800)は、すべて授業以外で学んでいました。

私が通っていたのは高専(高等専門学校)で、入学した当時から情報処理の部活を始め、始めこそは先輩から汎用機用のFortranと言うプログラミング言語を教えていただいていましたが、その後は、独学でマニュアルや専門図書を読み、汎用機用のPL/1や、マイコン用のBASIC言語とマシン語を学び利用していました。

まだ、パソコン以前のマイコンですら普及していなかった入学直後は、学内の電子計算機センターの汎用機でPL/1を使いプログラミングしていました。

思い出深いのは、マイコンが普及し始めで、まだマイコンを所有できていない頃、学内の電子計算機センターの汎用機のコンソールを使ったビデオゲームのプログラムをPL/1を使って作成した事です。

苦労して作成したビデオゲーム・プログラムの内容は、文字ベースの三次元迷路でしたが、実際に実行させたのは、たったの一回だけで、数画面分展開した時点で、バッチジョブの制限に到達し継続できない事を思い知らされました。

当時学内の電子計算機センターの汎用機は、バッチ処理専用のOSで稼働しており、時分割システムでのオンライン端末というものもなく、ビデオゲームのような利用には制約がかかり現実的ではなかったようです。後にJCL(ジョブ制御言語)を使って、その制約自体もコントロールできる事を知りましたが、一学生がそこまで勝手に汎用機を使うことにはためらいを感じ、自粛していました。

その後、マイコンが身近にも普及し、ようやく個人のマイコンを所有でき、i8080のマシン語を学びました。そして、BASICが稼働するマイコンを所有できると、BASIC言語や、マシン語を利用してビデオゲームの作成に励むようになりました。


2024年9月1日(日)

本記事の記述で、ルビ付きの箇所をルビ無しへ訂正しました。

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