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縁は育むもの

縁は育むもの

縁は待つものでもないし、貰うものでもない。
良縁は、互いに大切に育み育てるものだ、と私は思う。

理想やタイプではなく、それぞれの器に合った縁と繋がる。
人は完成されたものを望みがちだが、その出会いで学びや気づきを重ね、成長し相乗効果を生み出す関係がこそが縁。

自分自身が幸せはここにある。の前提のもとに良縁は存在する。


縁について、引寄せる。という言葉はふさわしくないと私は思っている。
不足感、ここにない。の意識からはじまるものだからだ。

ないないない、だから欲しい。
そこからはじまる思いは、「ない現実」しか生み出さない。


私はここにいる、ゆえに幸せはここにある。


あるがままを受けいれると、同じだけ幸せがやってくる。
ある二人が出会うから、幸せは倍になるのだ。
分かち合うから愛が育ち人生はしあわせに満ちるのだ。


「私は持っていないからください」の思考は、
飢餓感、焦燥感、孤独感、執着が根底にある。
冷えた心にどんなに愛を注いでも、「まだ足りない」と外へ手を伸ばすので、孤独感はどこまでも消えることがない。


人と人の関係は、分かち合い。
愛もお金も人も物も、エネルギーの循環だ。
欲しい欲しいと、かき寄せようとすればするほど、
それは遠くへ行ってしまうのです。

エネルギーも縁も、渦になってやってくる。
世界はおおきな渦の中で循環を繰り返している。
まず、自分自身が温かく満たされている核であること。

満たされた者同士が、抱き合えば幸せは溢れる。
その溢れた幸せは周囲の人も幸せにする。


縁を掬ぶ 幸せを掬ぶ 
すぐそこにある魂の喜びを、
あなたにも感じて欲しいと心から願う。

掬乃ジュンコ

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