ヘイトや人権

ヘイトや人権無視の発言をしている人を見ると悲しい。しかし、とめようがない。ヘイトや人権無視の発言を禁止したら簡単だけれどもそうもいかないと僕は考えている。

ヘイトなのか?人権無視なのか?の判断基準があいまいだからだ。言論の自由を守ったほうが、活発に意見を言い合えて、最終的には、いい方向に人類が向かうんだろうな。という期待がある。

20年以上パチンコ関係の仕事をしている。パチンコ屋業界は、業界全体が受け止めなければならない不都合な真実がある。90年代に顕になった一部事業者の北朝鮮への送金問題だ。「三そう」の時代の名残のあったころで総連、創価学会、総評が強かった。業界全体で背負う必要はないと思うが、パチンコ業界の一部=北朝鮮の集金マシーンだった。そして金は、北朝鮮の核開発に使われた。パチンコ屋=北朝鮮とか朝鮮といわれることが多いことを知っていただ、僕は、パチンコ屋の雰囲気、ゲーム性、そしてたまたま入った会社の同僚のよさなどで楽しく仕事をさせていただいている。楽しくて大好きな勤務先や日々の業務ではあるけれど、パチンコ業界のうわべしかしらない人に上から目線で完全否定されると悲しい。巻き添えみたいなものだけれど、パチンコ=朝鮮のレッテル貼りで一方的物言いで否定してくる方と話しをしてみて、はじめて差別される側になったという認識、いわゆる差別経験をした。

差別体験自体は、貴重な体験だと思うし、当時も今も、乗り越えられている。カチンときたら事実を並べて論破を試みたり、いってくる方の話しを聞いていくとだんだんお前は、パチンコ屋なのにいいやつだ。みたいになってくる。そもそもその言い方が、パチンコ屋をはじめから悪の枢軸と決め付けていて差別なんだけれど、、、。何度か顔を合わしたら、普通に嫌われも、怖がられもしない。

業界内では、朝鮮族の方が多い。おそらく、帰化、韓国、北朝鮮、旧日本の本籍朝鮮の難民などカテゴリーはさまざまだけれど、パチンコ業界人の7割強が朝鮮族にゆかりある人たちだ。経営者、重役や部長クラスにその傾向が強い。はじめは、自分がJapanなので、逆に差別される業界に入った差別してきた人種として異物がって来る方もいた。飲みの席で朝鮮語を分かるものだけで話す。内緒話を公然としてくる感じで感じ悪い。しかし、わからないから日本語でお願いしますと言うと、日本語で話してくれる。しばらくして業界の仲間と見ていただけているのではないかと思える人間関係が作れるようになってきた。僕からも、初対面の方には、朝鮮族かストレートに伺うこともあるし、初対面の方から同胞か?聞いてこられることもある。正直に話しをしてそこから日本支配時代のわが先祖の罪の話になることもない。

正直な印象として、在日朝鮮族は、日本で商売をしている。日本というフィールドが畑であり、漁場だ。百姓や漁師がフィールドを荒らすことはない。乱獲をしない。地に足の着いた商売を5年10年と未来志向で続けていく意思を感じる。自分への利益誘導あるいは自らを守るために権利主張をするが、彼らの多くは、日本を好いている。日本人相手に商売をしているから日本人を好いているのは当たり前だ。ただ、差別をされた経験ある人も多く、それを忘れる事もない。ただ、日本人に差別されたではなく、中学時代に某に差別されたなど特定個人によって差別されたという言い方をする人が多い。

僕の実体験での差別経験は、そんなもんだ。

ここから先は

1,419字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?