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スクールアイドルミュージカルが最高すぎたお話


こんにちはこんばんは!
ゑんぱです!

先日、8月5日(土)に
「スクールアイドルミュージカル」を日本青年館ホールにて観劇させていただきました☀️

こちらは前回大好評だった公演を再演したもので、私はこの再演で初めて観劇しました。
前々から気になってはいたのですが、機会が合わず見逃していた作品にこうして改めて出会う機会をつくっていただけたことに感謝ですね!

観劇した感想としては、まずもう、ほんっっっっっっっっっっっとうに!!!
最高のミュージカル!最高の音楽!最高の歌!最高のスクールアイドルの姿!最高の役者さん、全部全部が本当に素敵な空間でした!!!✨

スクールアイドルって?学校でアイドルって?
特別なものが必要なんじゃ?私たちにはとてもじゃないけど…
ラブライブ!シリーズで培ってきた様々で大切なメッセージ、作品がもつパワーがギュギュッとこの2時間に詰まっていました!

ここから先は本当に色んな人に、この最高の
「スクールアイドルミュージカル」
「スクールアイドル」
を観て欲しい、体感して欲しいので、ネタバレし過ぎない程度にこの最高のスクールアイドルとミュージカルについて語らせてください!



(微ネタバレがあるのでいつか事前情報なしに観たい方はご注意)


スクールアイドルの始まりの物語

はい。
タイトルから割とネタバレといいますか、いやまぁ厳密にはネタバレではないのですが…

この「スクールアイドルミュージカル」は恐らく、「スクールアイドル黎明期」のお話ではないかと言われています。
私自身も観ていてそう感じました。

劇中で明確に「学校でアイドル」から「スクールアイドル」に変化するようなシーンがあり、これはラブライブ!シリーズの作品ですが、ラブライブ!のラの字も出てきません。
(これはめちゃくちゃネタバレ)

始めたいと思ったら始めてみよう!
できるかどうかじゃない、やりたいかどうか!


スクールアイドルはいつだって身をもってその大切なメッセージを私たちに伝え、歌にその気持ちをこめて届けてくれます。

「やりたいからやるんだ」

その気持ちは何ものにも縛られる必要はないし、縛られてはいけない。
心のままに自分の気持ちに「素直に」「正直に」

スクールアイドルミュージカルにおける彼女たちもそうでした。

「椿咲花」と「滝桜」

2つの学校の全然違う少女たちがどう繋がりどんな物語を紡ぐのか、是非これからもっともっと沢山の人に劇場で体感して欲しいと感じました。



スクールアイドルミュージカルを観て改めて感じる
「ラブライブ!」シリーズの異質さ


こうして様々なラブライブ!シリーズ作品を見てきた僕は、このスクミュを観劇して改めて
「ラブライブ!シリーズは他の作品とは全く違う」と感じました。

世間から見れば、ラブライブ!も「アイドルアニメ」と見られる作品のひとつなのだと思います。
「アイドル」である事に変わりはありません
それはそうでしょう

ですが彼女たちは

「”スクール”アイドル」

なんです

そもそも「スクールアイドル」って何?という方もいるかもしれないので簡単に説明しますと、

「学校の部活動として、学校の名を背負いアイドル活動をする」

それがスクールアイドルです
彼女たちは自分たちで歌をつくり、楽曲を制作し、振り付けを考え、練習し、衣装を作ります。
部活動として同じ部や同好会の仲間とともに1から作りあげていく。

とてもじゃないですが、普通だったら考えられません。上手くいくはずがない、現実的じゃない。

でもそんな事はどうだっていいんです
彼女たちはそんな諦めとは程遠いことをしています
私たちが諦めてしまったり、最初から無理だと思ってしまう気持ちそんな気持ちを忘れさせ、「私も頑張ってみよう」「私にも何かできるかも」
そう思わせてくれる。それがスクールアイドルです。

このスクールアイドルミュージカルでもそんな大切なメッセージが込められた楽曲があります。

「ゆめの羅針盤」

羅針盤はコンパスと読みます
この楽曲の歌詞がとにかく!!!最高なんです!!!

「今しかできないときめき探そう
  やりたい気待ち あるのなら
  後回しにせずに始めよう」

「周りに 無駄なことと見えたとしても構わない
  仲間たちとの特別な時間
  かけがえのない宝物になるから」

「やりたいからやるんだ
 (きっときっといつかはきっと)
  特別なんかじゃなくていい」

「特別なものはなにもいらない  
  なにもいらない
  ただ笑い楽しもう 心のままに」

「それがスクールアイドル」

スクールアイドルミュージカル
「ゆめの羅針盤(文化祭 ver.)」より引用


一部をご紹介しようと思いましたがほぼ半分くらい歌詞を紹介してしまいました(アホ)
でも、それだけ全てが本当に素晴らしい歌詞なんです。

スクールアイドルという「アイドル」なのにどこか他と違う異質さ、特別さがこの楽曲とこのミュージカルには詰まっていたと感じています。

スクールアイドルはどんな自分も受け入れてくれる。普通の女の子がキラキラした眩しい輝きに手を伸ばし、自らも輝きたいと願うその気持ちを無下にしない。

なにか特別な資質が必要なわけじゃない。
やりたいと思ったその時から「スクールアイドル」になれる
自由に、自分たちの青春を詰め込んで前に進むことを許してくれる。

限られた時間の中で、彼女たちの「やりたい」「やってみたい」の気持ちを肯定してくれる場所スクールアイドルは本当に素敵です
高校の3年間で彼女たちが「やりたい」と願いそれを「笑って楽しめる」居場所があるのが素敵なんです


ラブライブ!の作品は「友情」「仲間」「絆」を強く描きますが、「挫折」も多い作品です。
壁にぶち当たり、辛くなってしまう場面は大人になっても訪れます。
でも「仲間」が支え、背中を押してくれる
「やりたいなら諦めずに一緒に進もう」と横で一緒に走ってくれる「仲間」

バラバラな個性を持った普通の彼女たちが全力で楽しみ輝けるのは、大切な「仲間」とその「個性」を肯定し受け止めてくれる「スクールアイドル」という居場所があるからだと思います



物語を彩る母であり理事長


この作品はスクールアイドル以外にも強く焦点を置いています

親子の絆

これもこの物語の大事なお話の要素になります。
主人公となる「椿ルリカ」ちゃんと「滝沢アンズ」ちゃんにはそれぞれの学校で理事長を務めるお母さんがいます。

理事長という立場ならではのお母さんたちの苦悩、そして親子の間にある「溝」を優しく埋めてくれた作品でもありました。

親が悩めば子も悩みます

お母さんの苦悩を理解しているからこそ、どうしても確執が生まれてしまう
お母さんたち、大分「エゴイスト」だったんですが笑
そんな親のエゴがどう変わっていくのか、子とどう向き合うのか、そして親同士がどう向き合うのかも本作の強い見所のひとつだと思います。

私はほぼ事前情報を入れずに観劇しに行ったのですが、とにかくTwitterを見ていると

「理事長がいい」「理事長の歌声が最高」
「理事長のアクスタも欲しい」

などなど理事長がめちゃくちゃ愛されており、理事長が気になって仕方がありませんでした笑

本当に理事長のおふたり最高でした…
理事長同士のあのシーンでは涙腺がゆるみまくって涙を抑えられませんでした🥲

素敵な親子と2人の友情のお話も最高の作品です。



天草ヒカルちゃんがかわいい!!!


さて、急に推しの話です(???)
ミュージカルの内容についてたくさん伝えたい事を綴ったので、今度はスクミュの推しのお話を少しさせてください!

もうとにかく!出で立ちが!声が!ツッコミが!ふと見せる笑顔が!素敵です!
天草ヒカルちゃん役の小山璃奈さんも大変お美しい方で…え?年下?!嘘だろ…
とにかく美人さんなんですが、スポーツにお勉強もできる文武両道ガールでもあり、お歌も上手く、なんかいつの間にか目が離せなくなっちゃったんですよね🤔

推しはいつの間にか決まるので事前に決める必要はありません!ふと舞台を駆け回るスクールアイドルからずっと目で追ってしまう子がいたらその子が推しです!
終演後でも休憩時間でもいいのでグッズ買いに行きましょう!(ゲーマーズなどにも売ってます!)

自分は1階の5列目に居たんですが、あまりに近すぎてわぁ〜可愛い…とジロジロとヒカルちゃんを見ていたら何度も目があってしまいまして
「ジロジロ見てすみません…」
という気持ちに…
もちろん目を合わせていただいて嬉しかったんですが!

スクミュのスペシャルステージでは曲中に場所を入れ替えて歌うことが多く、本当に多くのスクールアイドルと目が合いました…本当にありがとうございます…眩しいです。

距離の近さ、舞台ならではの演出もあり1階前方はもはや天国でしょう
ただ、舞台全体の役者さんの動きを観たりするには少々近いのでどの座席にも良さがあると思っています

ヒカルちゃんのグッズもっと出ないかな〜文化祭で着てた衣装のグッズも欲しいな〜公式さん出してくれないかな〜チラチラ

切実に欲しいです!グッズもっと!
可愛いヒカルちゃんのこともっと知りたいです!



ラブライブ!とミュージカルの親和性


ラブライブ!とミュージカルってそもそもどうなの?と思う方ももしかしたら居たかもしれませんが、ラブライブ!は元々ミュージカル調な所があります。
急に歌うし、道路に飛び出して踊ってるし、謎空間ができて普通の場所が曲のイメージにあう空間に変貌するし、普通ではありません…

これはその時々でのスクールアイドルたちの気持ちを綴った楽曲でよく使われ、歌を通して気持ちを届けているのです

めちゃくちゃミュージカルと同じです
歌にのせて登場人物の気持ちをオープンにしながらその世界観に浸らせてくれる

最初からミュージカルとの相性は抜群だったと言えます。
ラブライブ!という作品は現実的な見方ばかりすると面白くなくなってしまう作品だと思います
堅苦しくならず、その世界で生きる人々の姿をありのままに受け入れて見ることで驚くほど面白くなります。

個人的には舞台やミュージカルもそうだと思っています。現実的すぎる見方をするとツッコミが入るような部分もありますが、それをツッコむ必要がないのです。
今目の前で繰り広げられる、歌に、人に、音楽に、舞台装置に、物語に身を委ねることで何倍にも面白くなります。

僕の感じるラブライブ!シリーズの良さと、舞台、ミュージカルから感じる良さがリンクしていてとても楽しめました。
きっと、ラブライブ!が、スクールアイドルが既に好きなあなたや
舞台、ミュージカルを観るのが好きなあなたにもきっと最高の時間になること間違いなしです!



スクールアイドルを知って欲しい


さて、長々語っていますが
1番に伝えたいこと、この作品を通して感じれたことはやはり、

「スクールアイドルが大好きになった」

これに尽きます

いや前から好きだろスクールアイドル。
当然です。
スクールアイドルが好きだから観に来ました。
スクールアイドルはいつもその言葉、歌、行動で私たちに大きな勇気を与えてくれます

そんなスクールアイドルが好きで観に行ったのに観た感想が「スクールアイドルが大好き」なのはおかしいでしょうか?

おかしくはありません
これは「スクールアイドルミュージカル」が
僕に「スクールアイドルが好き」と改めて強く思わせたんです。

最初から好きだったものをより好きにさせてくれる、そんな強い強いパワーを秘めたミュージカルでした!

「ラブライブ!」が好きというよりも、
「スクールアイドル」が好きなんだ


やりたいと思ったから始めて、楽しくてときめいて始めたはずなのに、上手くいかないことばかりで、辛くて怖くて、いっそ辞めてしまおうかなんて考えて。
それでもやっぱり逃げられなくて、立ち向かいたくなってしまう。
スクールアイドルをするのが好きだから、仲間と家族と学校のみんなと地元の人と
たくさんの人に支えられながらも、自分たちの力でステージにたち、お客さんを笑顔にさせてくれる

集まった理由は様々でも、スクールアイドルをする事が好きだから彼女たちはひたむきに努力し続け、眩しく輝いています。

そんな、可愛いだけじゃない、熱く気高いスクールアイドルが僕は大好きです。

「スクールアイドルが大好き」

その気持ちを改めて強く思わせてくれる、本当に最高のミュージカルだったと感じています。


「スクールアイドルミュージカル」に関わってくださった全ての方々に心から感謝しています。

最高のスクールアイドルのステージを、物語を創ってくださり本当にありがとうございました!
また機会がございましたらこの「スクールアイドルミュージカル」と「椿咲花」「滝桜」のみんなと会いに行きたいです!

ありがとう!!!



文章にするの凄く恥ずかしいんですが、この最高に楽しかった気持ちを知ってほしいし、誰かがスクールアイドルミュージカルに触れるきっかけになったり、また観に行きたいなと思うような記事になってたら嬉しいです!

読んでくださりありがとうございました!

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