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2019年5月の記事一覧
未来は不確実だから価値がある
ダニエル・ピンクという名前を初めて聞いたのは、4年前留学に備えてひたすらTEDトークで英語を勉強していたときだった。「オススメのTEDトーク○選」の中に彼のトークがあって、タイトルは「やる気に関する驚きの科学」。「モチベーション3.0」の内容を抜粋して話している内容で、特に「ろうそくチャレンジ」の話が印象に残っている。
報酬がモチベーションになった瞬間、人の思考は突如狭められて、自由な発想ができ
「書くこと」の楽しさを忘れないで
初めてグラウンドでサッカーボールを蹴った日、初めて学校のプールで泳いだ日、初めて自分の部屋でギターをかき鳴らした日、初めて片思いの子とデートをした日。
いつだって何かを始める瞬間は、自分の気圧の中でしか生きられないような、上手く言い表せられない期待と不安で入り混じった言葉で胸の中は溢れている。
僕の所属している会社inquireが運営している「書く」を学び合うコミュニティ「sentence」の
たとえ書いた文章が読まれなくても、書き残したことに意味がある
「書くこと」にはどんな意味があるのか。
ものを書いたり、編集したり仕事に就いて、ずっと言葉と向き合っていると、そんな気持ちがぽつぽつと湧き上がってきて、水面に波紋を作るくらいには広がってきた。
「書く」とは「言葉にする」行為だ。
言葉は人を他の動物と分ける要素の一つで、僕らが意識的に扱えるものだ。言葉とは、抽象的であれ具体的であれ、何か一つのカテゴリーに名前をつけて分類する道具にあたる。言葉