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旅する思考

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日常生活の中で感じる「生きづらさ」みたいなところを、ちょっとでも「生きやすく」するために考えているアレコレ
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2019年3月の記事一覧

変わりたければ、振る舞いから真似して見るのもアリ

変わりたければ、振る舞いから真似して見るのもアリ

自分の言葉遣いを変えると、だんだんとその言葉遣いに引っ張られて、自分自身が変わっていく。そんな話をどこかで聞いた。自分が憧れる作家や思想家、著名人、誰でもいいけど、その人がよく使う言葉や言い回しを真似していると、自分の思考回路も同じような道のりを辿り始める。

言葉を真似するということは、思考のステップを真似するということだ。論理と論理のつなぎ目を真似していると、その人見ている世界と同じような世界

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誰か1人のために注がれた熱量は尊い

誰か1人のために注がれた熱量は尊い

先日、久々に心突き動かされたプロダクトに出会った。

「失読症(ディスクレシア)」を抱えた父親のために作ったメガネ「OTON GRASS(おとん グラス)」だ。「OTON GRASS」をかけて、読みたい文字のほうを向いてボタンを押すと、カメラが文字を撮影して音声として書かれた文章を読み上げる。作ったのは僕と同じ27歳の島影 圭佑さん。

島影さんが大学4年生の時、脳梗塞で父親が倒れ、言語野の中でも

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自分にとっての「いい仕事」とは何かを考える

自分にとっての「いい仕事」とは何かを考える

inquireでは月に1度、代表のジュンヤさんと月の振り返るをする1 on 1があります。1ヶ月仕事をしてきた中で、成長したことや学んだこと、課題に感じていることから人生の悩みまで、面談シートに記入して思考の整理をします。

先週体調を崩したため、今日その1 on 1をしました。ジュンヤさんは自分の仕事でめちゃくちゃ忙しいはずなのに、日々の微かな変化やチャットでのやりとりから、本当にメンバーのこと

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毎日noteを書くと、毎日死を意識するようになる

毎日noteを書くと、毎日死を意識するようになる

「〆切は小さな死です」

昔一緒にライティングの勉強をしていた同期の方の言葉だ。

毎日noteを書き続けて、1ヶ月以上が経過した。誰から強制された訳でもなく、辞めても誰にも迷惑がかかる訳でもないのに、こうして22時に過ぎにnoteの投稿画面とにらめっこしている。

ぶっちゃけ、もう1ヶ月の毎日noteチャレンジ終わったし、辞めても良くないかと思っているのだけど、辞めよっかなぁと思うたびに、「〆切

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情報に押しつぶされないためには、シラけつつノること

情報に押しつぶされないためには、シラけつつノること

知識をつけることは、壁の向こう側をみることにも、そこから動けなくなることにもつながるなあと思う。

僕は大学時代全然本を読まなかったので、しっかりと大学で勉強してきた人の足元には及ばないかもしれないけど、社会人になってからほどほどには本を読んできた。

一定以上本を読みまくると、そもそも論とか結局さとか、そんな考えに陥りやすくなってしまうなと最近気づいた。

これには良い面も悪い面もある。

何か

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世界は思ったほど速く進まない

世界は思ったほど速く進まない

この四日間は自分が周りの人と違う時間軸を過ごしている心地がした。

仕事はもちろんのこと、SNSや友人からのメッセージにも反応しなかった。
水曜日の夕方から溜まったストレスにやられた僕は、最低限の連絡をすまして、周りとの繋がりを絶った。

前職から今の職に移る間もなんだかんだ仕事をしていたし、していなくてもどこかで追われてる感覚があった。だから、本当に全てを投げ出してぼんやりしたのは数年ぶりだ。

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書くことは贈与だ

書くことは贈与だ

ラブレターでもない限り、自分の書いた文章が自分が届けたい人に届くなんて保証はない。それでも、自分の内なる思いを表現しようとする人があとを絶たないのはなぜだろう。

2月の間、noteを毎日書いてきた。スキが多くつくものもあれば、つかないものもあった。この1ヶ月間僕が書いたnoteを全部読んだ人はいないだろうと思うし、僕自身どんな順番で書いた覚えてない。なんなら、何を書いたのか何個かは忘れている。

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