江ノ島文庫 2020 その11 「日本史の黒幕」

タイトルにつられて手に取ってしまいましたが、オタク3人の呑み会に闖入したもののそのジャンルのこと知らなすぎてついていけなかった夜の帰り道みたいな読後感でしたw

山崎正和・小松左京・会田雄次という知の巨人たちによる鼎談は日本史と世界史を縦横無尽に飛び交うトークとなりサラッと出てくるエピソードもなかなか追いつけずかなりお手上げでした。そんな中でも京大のせんせえしたはる会田さんが、ちょいちょい「京都はこうです」てチャチャ入れてくるのがせめてものオアシス。黒幕、閨閥、スパイに、パトロンと7つのテーマで碩学3人がワイワイしてる本ですが人文系オタクの方にはオススメかと。

【勝手な評価】中−の中

江ノ島太郎でした。

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