11月 クッキーを食べる日々
11月の月記を書いているのにもう12月も3分の1が過ぎようとしている。
寒くなってきて冬を感じると読書欲が高まってくる。出版業界は夏休みに合わせて夏に文庫フェアをするし、”読書の秋”という言葉もあるけれど、私の場合は寒い冬こそ読書がはかどる。
11月は何冊か本を読めたし、読みたい読むぞーという気持ちになった。
幼稚園のPTA仕事が少なかったのも助かった。
11月はクッキーの類をよく食べていた。クッキーは夏に食べるより冬に食べる方が美味しいと思う。お菓子全般好きだけれど、ダイエットと節約と健康を意識して毎日パクパク食べるという事をしばらく控えていたのに。
スタートはわざわざさんのシュトレンと一緒に紅茶とお菓子のセットを注文したことだ。甘すぎないシュトーレン、セットのキャラメルポップコーンとプレッツェル、ラスク…紅茶やカフェオレのお供に甘いものがあると生活の満足度がぐーんとアップする。家でお茶をしながら読書、それは理想的な過ごし方のひとつだ。
自分で注文したお菓子セットと時期を同じくして、知人からクッキーを頂いた。一緒にPTAをしていた人が家族の転勤で引っ越すとのことで、お世話になりましたと(実際はこちらがお世話になりっぱなしだった)東京会館のギフトクッキーを頂いたのだ。これを毎日数枚ずつ食べた。
クッキーっていいな。
改めてそう思って、子どもの卒園式用スーツのおさがりを頂いたお礼にクッキーを渡すことにした。ショッピングモールの中にある百貨店の出張店舗に行ってみると、有名どころのギフト菓子をいくつも取り扱っていた。
その中で目を引いたのは泉屋のクッキー缶。雑誌の手土産特集で見たことあるやつだー。個包装のクッキーも便利だけど大きな缶にクッキーが行儀よく詰められている様にときめく。先方は家族が多くてみんなでわいわいつまむだろうから個包装じゃなくても問題ないだろう。缶はクリスマスバージョンのものにした。
そして、自分の家用に同じものを買った。夫と息子がいる休日に缶をジャジャーンと開けたらおおいに盛り上がった。
バター控えめで小麦粉の味が引き立った素朴なクッキーだ。種類によって微妙に味が違う。今日もカフェオレと一緒に4つ食べた。
毎日クッキーを食べていると何が起こるかと言うと、幸福度は高まり、体重は増える。半年かけてじわじわ1.5キロ落としたりのに、1ヶ月で1.5キロ戻った。
とてもわかりやすい。リスのように冬ごもりの準備でもしているみたいだ。