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ゴルフは、ビジネスでもプライベートでも役立つ「コミュニケーションツール」

私のビジネスには、明確な信念があります。創業当時からずっと「ゴルフを通じて、よりよい社会を実現したい」と考えているのです。

そもそもゴルフを始めた10代のときは、プロになるのが夢でした。実際にツアープロまで進んだけれど、どうやら賞金だけで食っていくのは難しい。「25歳になったらいったん立ち止まって将来を考える」という父との約束もあり、20代なかばで、第一線のプレイヤーからは退きました。

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それでこれから何をしようかと考えたとき、若い僕には「根拠のない自信」がみなぎっていたのです。「俺がこんなところで終わるわけがない」「いずれとんでもない人間になるんだ」と……いま冷静に考えるとバカみたいですが(笑)、本気でした。

だからこそ、ただ就職してお金を稼ぐだけでは、当たり前でつまらない。もっと難しい目標のほうがやりがいがあります。そう考えた末、しっかりと稼ぎながらも、社会に貢献できる人間になろうと決めたのでした。

では、社会に貢献するためにどんな仕事をしていくか? 頭に浮かんだのは、やはりゴルフでした。ずっと打ち込んできた得意分野だし、自分自身も、これまでの人生でたくさん助けられてきたからです。

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■ゴルフが自分を「飛び級」させて、人間関係を築いてくれた
たとえば、プロを目指しながらキャディのアルバイトをしていたとき。誰もが知っているような企業の社長から「榎本くん、ちょっとレッスンしてよ」と声をかけられることがありました。若かった僕にとって、普通に暮らしていたら話すことも叶わないような方です。でも、自分がゴルフに打ち込んできたからこそ、ゴルフというツールを介したからこそ、交流が生まれた。その方は僕が起業した後にも、なにかと気にかけてくださいました。

ゴルフは昔からずっと、経営者同士がつながるツールとして親しまれています。野球やテニスと違って、圧倒的に「出会い」を呼び寄せてくれるスポーツなのです。
あからさまなビジネスの場ではないから、プライベートな感覚でつながれるのもいいところ。営業マンがこぞってゴルフをやるのも頷けます。

とにかくゴルフ場には、すばらしいビジネスマンの方と知り合うチャンスが、そこらじゅうに転がっていました。趣味の共有から始まる出会いは、年齢や格差を自然と乗り越えてくれます。まだ何も成し遂げていなかった僕も、ゴルフによって「飛び級」させてもらってきたのです。

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■プライベートのコミュニケーションも、ゴルフが変えていく
私たちは、そんなゴルフをいまこそ「コミュニケーションツール」としてとらえ直したいと思っています。ビジネスシーンでの効果は、ここまでにお話してきたとおり。それだけでなく、実はプライベートにも大きく貢献すると感じています。

この10年ほどで、デジタルツールは飛躍的に成長を遂げました。老いも若きもスマートフォンを持って、LINEやビデオ通話を使いこなし、対面せずに終わるコミュニケーションがどんどん浸透してきています。それ自体は、決して悪いことではありません。が、リアルの交流が少々足りていないのも事実ではないでしょうか。

「対面で、一緒になにかをする」ということは、とてもインパクトがある行為だと思います。便利な技術が発展する一方で、また、コロナ禍の影響で、そうした時間は急速に失われてきました。

だからこそ、家族や友人と時間を共有するきっかけとして、あらためてゴルフを使っていただきたいのです。ゴルフは、年齢性別を問わず一緒にプレイできる、すばらしいスポーツ。僕自身も結婚してからは、妻の家族とゴルフやゴルフの話を通じて交流するのが、ひとつの楽しみになりました。

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人生100年時代、健康寿命を延長していくためにも、ゴルフはもってこいだと思います。
なにしろ、これはとにかく歩くスポーツです。一日18ホールを回ってしまえば、自然と10キロ以上歩かざるを得ません。キャディ時代から、平気な顔をして歩き回る80代、90代の方々をたくさん見てきました。そうした方々のバイタリティには、感服するばかりです。

■潜在顧客を掘り起こし、ゴルフ人口を増やす

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ゴルフをより多くのお客様にお届けするために、当社が大切にしているのは「潜在顧客を掘り起こすこと」です。すでにゴルフをプレイしているお客様を、他社と取り合っていても、あまり意味がありません。

僕たちは「ゴルフに興味はあるけれどまだ始めていない方」、もっと言えば「ゴルフをしようとも思っていない方」を、いつか顧客にしたいのです。つまり、僕らのライバルは他のゴルフスクールではなく、ヨガやスポーツジム、もしかするとピアノや英会話かもしれません。

そうした趣味を持ち、月謝を払って余暇を充実させようと考える方は、3000万人以上いるといわれています。ということは、多少少なめに見積っても、ゴルフスクールの潜在顧客は2000万人はいるのではないでしょうか。

結局、その2000万人にアプローチしてゴルファーを増やさない限り、ゴルフ業界は頭打ちです。20代の終わりごろから、どうにか業界を活性化できないかということばかり考えてきました。

そのための手段のひとつが、リーズナブルで初心者も楽しめる「ステップゴルフ」というスクールだったのです。誰でも始めやすく続けやすい場所が、いまこそ求められていると感じました。そして、実際にどんどん店舗とお客様を増やしています。

ゴルフ関連の事業を営む企業なら「ゴルフで社会に貢献しよう」「スポーツの楽しさを伝えたい」といった想いは、必ずお持ちのことと思います。僕たちも、その気持ちは同じです。自分たちらしいサービスを提供していくなかで、お客様にも、業界にも、寄与していきたいと考えています。

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