努力しない人の話

これは言い訳かもしれない。
破綻しているかもしれない。
それでも非を認めたくない。
虚しい怠け者の悪あがきをご覧あれ。

「努力すればできないことは無い」。綺麗事の代表格のような言葉だが、大方の意味で間違ってるとは言えないと思う。事実、ほとんどの才能不足と呼ばれるものは努力によってある程度補うことが出来る。故に、何かしらの能力不足を「努力不足」と言って全て1人の責任として押し付けてしまう悲しい出来事も起きてしまうのだけれど。

’ほとんどの’才能不足としたのには理由がある。決して全てが努力次第で何とかなるという訳にもいかない。
例えば身体的な欠損、障碍、そしてもうひとつが今回のテーマになる。それは、努力する才能。つまり、真面目に頑張れる力である。

努力することが出来ないのだから、努力で補うなんてことは絶対にできないわけだ。努力が出来ないのだから他の才能不足を補うことも出来ない。人生詰みである。
もとある才能だけがその人の武器であり、それを磨くことは出来ても、サブウェポンはもう増えることがない。

「それは努力しない言い訳だろう。」そういう人もいるかもしれない。その通りだ。努力を放棄して言い訳に走るその態度こそ、努力の才能がない事を如実に表している。

この文章にはオチはない。結論も出ない。それを見つけ出そうという努力を作者がやめてしまったから。

嫌な気分になってきた。


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