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評論家になっていい人だめな人

 「評論家になるな」とは、いろいろな人から言われてきた。

 自分ができもしないことを、あれこれ偉そうに語るなということだ。

 分からないではない。テレビの「ご意見番」が上から目線でケシカランなどというのは、見ていて腹立たしく思ったことも何度もある。

 ただ、評論というのは決して悪いことではない。自分にできないことを語るななどと言い出したら、政治批判などできないし、権力者の思うがままになってしまう。

 庶民は何言ったっていい。それが言論の自由だ。

 私が自分のやらかしの要素が大きい一度目の研究室追放より、二度目の研究室追放に怒りを感じているのは、私の言論の自由を侵害したからだ。

 適切な批判はためになる。非難とはちがう。

 とはいえ、評論家になってはいけないとまでは言えないが、控えるべき人たちがいると思っている。

 それは…。

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