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政府委員と若者

 研究者としてはパッとしなかった私だが、仲間とNPO法人を立ち上げ、一般向けの本を書いたりメディアに出たりしているうちに、政府の会に呼ばれるようになった。

 多くはスポット的に呼ばれるだけではあったが、文科省の審議会に出たこともある。

 事業の評価委員になったことはある。大学の学長がプレゼンテーションするのを評価したりもした。こんな雑魚の私が偉そうだよなあ、と思ったものだ。

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このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理診断、医学界の話、研究者になることに挫折し学士編入学を経て医師になった者から見たキャリアの話、そして「科学ジャーナリスト賞」受賞者の視点から見た科学技術政策の話の3つの内容を中心に綴っていきます。

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題…

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