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ながらスマホ論~シン・ナガラ、セン・ナガラから考える

 長い通勤時間に悩んでいる。

 まあ、仕事があればどこへでも飛んでいくフリーランスにとって、移動が長いのは当たり前。とくに車を所有していない私は、公共交通機関か徒歩が移動手段になる。覚悟のうえでフリーランスになった。とはいえ悩ましい。

 なかでも近年歩きスマホ、ながらスマホの車や自転車に悩まされている。年に数回は衝突されている。

 ただ、今年はまだ歩きスマホの人とは衝突していない。歩きスマホに対する理解度を深めたからだ。

 歩きスマホと衝突しない鍵は、歩きスマホの人たちを分類することにある。

 それがタイトルのシン・ナガラセン・ナガラだ。

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このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理診断、医学界の話、研究者になることに挫折し学士編入学を経て医師になった者から見たキャリアの話、そして「科学ジャーナリスト賞」受賞者の視点から見た科学技術政策の話の3つの内容を中心に綴っていきます。

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題…

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