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インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題を語ります。組織に属しない「インディペン… もっと読む
このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理… もっと詳しく
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2024年1月の記事一覧

航空機事故と医療安全再論

 羽田空港の航空機衝突事故から1ヶ月たった。  すでにこの件については記事を書いた。  …

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榎木英介
3か月前
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メッシュを作って生きる

 昨日Yahoo!ニュース個人に書いたSTAP細胞10年を振り返る記事は、Yahoo!トピックスに2度取り…

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榎木英介
4か月前
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STAP細胞事件10年〜我々は何を学んだのか

 1月29日。今日はあれから10年の日だ。  上記の記事は、2014年1月29日21時に公開された。 …

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榎木英介
4か月前
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若い医師よ、逃げろ!

 医師の働き方改革に関して、先日シンポジウムを行ったことはすでに書いた。  4月からの働…

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榎木英介
4か月前
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1億人に嫌われても

 人というのは、なかなか難しい生き物だ。  他人の目を気にしたり、他人から承認されたい欲…

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榎木英介
4か月前
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外からみた研究不正大国ニッポン

 日本といえば、これが日本だと一目で分かるアイコンがある。  富士山、着物、芸者、ちょん…

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榎木英介
4か月前
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怒る老人にならないために

 昨年は結構転倒した。  電車の乗り降りで跳ね飛ばされたり、カバンの紐を踏んでしまったり、ながらスマホの人に衝突されたり、いろいろあった。  電車については記事を書いたこともあったが、転ばされるパターンで昨年顕著になったのが、「怒る老人」(高齢男性)に故意にやられたことだ。

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敗色濃厚?人類VSスマホ

 最近明るい服を着るようにしている。  決してこうした服が自分に似合っているとか、そうい…

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榎木英介
4か月前
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先生と呼ばれて

 医学部に入ってちょっと驚いたのが、学生なのに「先生」と呼ばれたことだ。  たぶん5年生…

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榎木英介
4か月前

働き方改革を進めるために〜全国医師連盟シンポジウムを終えて

 この記事を出した前の日、2024年1月21日に、私が代表を務める全国医師連盟で、数年ぶりの対…

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榎木英介
4か月前

小さなPCっていいよね~デジタルガジェット放浪記5

 先日自分個人会社の経費で結構高額なMacBock Proを購入した。  これでバリバリに仕事をし…

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榎木英介
4か月前
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歴史の目撃者

 半世紀以上生きていると、誰しも歴史の教科書に残るような出来事を経験する。  まだ1歳児…

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榎木英介
4か月前
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上司の責任

 不祥事があると、会社のトップが謝る光景がそこかしこでみられる。  今の大きな話題は、イ…

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榎木英介
4か月前

"ダブスタ"社会ニッポン

 日本は本当に"法治国家"なのだろうか。そんな疑問を最近抱く。  推定無罪の原則は働かない。ネット上では、根拠に乏しい「あいつはけしからん輩だ」認定ですぐに炎上する。  私自身、思い当たる節がある。  20年以上前、医学部の学士編入学試験受験用のメーリングリストを主催していたころ。文科省に私が大学の秘密情報を漏らしていると「通報」された。  そんなわけないだろう。たかが学生が、いくら在学しているからと言っても、学内の秘密情報にアクセスできるはずがない。  けれど、そ

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