就活のエントリーシートを作成するときに、ChatGPTを活用する方法をまとめてみた。
文案をつくってもらう
自己PR
自己PRを作ってもらう。自分の強みや、それが発揮されたシーン(学業、アルバイト、サークル、長期インターンなど)を指定すると良いだろう。
このままでは漠然としているため、自分で実際に経験したことを加味するようにすると良い。また、どのような強みをアピールするかについては、企業が学生に求めている素養はどのようなものか、考えてみると良いだろう。この素養についても、まずはChatGPTに聞いてみる手もある。
ガクチカ
ガクチカを作ってもらうこともできる。
「アメリカ発祥の新しいスポーツ」のくだりは不要だろう、ChatGPTの知識が溢れ出した感がある。このままでは使えないので、やはり自分の具体的な経験や考えを盛り込んでいく必要がある。
文案を添削してもらう
文案を添削してもらうこともできる。
ちゃんと修正されていた。このあたりはさすがだ。修正内容を教えてくれるのも嬉しい。
文案を要約してもらう
文案を要約してもらうこともできる。ガクチカで200文字指定の設問がたまにあるが、至難の業なので、400文字~600字で一度書いてからChatGPTに要約してもらう(さらにそれを自身が修正する)のが良いと思われる。
ここでは500字程度の文案を200字程度に要約してもらおう。
文字数199と出力されているが、文字数を実際に数えてみたところ310文字あった。なにかのバグだろうか、別の機会にさらに試してみることにする。
文案の表現のレベルを上げてもらう
文案の表現のレベルを上げてもらうこともできそう。これは別の機会に試してみる。
面接時の深堀の質問を考えてもらう
これはどちらかといえば面接対策になると思うが、文案から深堀の質問を考えてもらうという方法もある。
おお、これは面接対策として意外に使えそうな活用方法だ。
まとめ
就活のエントリーシートを作成するときに、ChatGPTをある程度活用できることが分かった。
とはいえ、ChatGPTにガクチカや自己PRの文案を作ってもらってそれをそのまま利用することは厳しい。文章の構成はまずまず良いが中身は薄っぺらい。やはり、自分自身の考えや具体的な経験を加えないと、戦えるエントリーシートにはならないだろう。
文案の添削や要約については、ほかのツールも色々あるかもしれないが、ChatGPTも使えそうだ。
面接時に想定される質問を列挙してもらう、というのは面接対策として使えそうだった。
就活のエントリーシートを作成するときには、ChatGPTに丸投げするのではなく、頼れるパートナーとして活用するのが良いのだろう。