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【CHUO Tech】中央区のTech企業が語るエンジニア採用イベントレポ!

ドクターメイトのもつおです。今回は、2024年1月29日に実施した5社合同イベント「CHUO Tech」がめちゃくちゃ楽しかったので、次回開催に向けての勧誘的な意図も込めて、イベントレポートを書いてみます。
CHUO Techとは、中央区に会社を構えるTech企業が集まって立ち上げた勉強・情報交換会です。記念すべき初回のテーマは、 ど真ん中の「エンジニア採用」 。エンジニア採用に深く関わるエンジニア・人事たちが、それぞれの採用事情についてLTしました!

イベント背景

私がイベントレポートを書いている理由のひとつでもあるんですが、実はこの「CHUO Tech」の言い出しっぺは私でした。というのも昨年11月に参加させてもらった千代田区のイベント「CHIYODA Tech」がすごく楽しかったので、X(旧Twitter)でやりたいなーとラフに呟いたところ、ありがたいことに同じ気持ちの方々が「やろうや」と声をかけてくれた流れです。

こんな雑なポストに反応いただいて感謝

わいわいと人が集まっていくうちにメドピアさんのオフィスをお借りして開催できることになり、「まずはやってみよう」の精神で各社で意見を出し合ったり協力したりしながら設計を進めてきました。
コミュニティの目的は大きく2つ。

1. 中央区にオフィスがある企業が中心となり、多種多様な人々とエンジニアリングという共通の話題を通じて「わいわい」楽しみながら交流する

2. イベントなどを通じて、幅広いジャンルで多くの人のアウトプットの場を継続的に作っていく

中央区はあくまで中心選手ですので、参加対象は中央区を問わず全エリア。興味のある人は全員ウェルカムの姿勢で、エンジニア、人事、ちょっとこいつらとざっくばらんに喋ってみたいぞという方まで、21名の参加者に幅広く参加いただきました。
わいわい楽しむことと今後も継続的に交流していくことを意識しつつ、登壇者がそれぞれ用意したコンテンツがこんな感じです。タイトルからすでに、聞いて得する話ばかりの予感がしますね。わくわく。

イベントで特に印象に残った言葉

実際にどんな内容になったのか、ざっくりご紹介していきます。
登壇メンバーや所属企業の詳細については下記のイベントページからご確認ください。

あとで足の幅が広すぎる、と社内で笑われた一枚。
足元のケーブルを踏むまいと必死だったんです…

一緒に働きたいかどうかをお互いに知る

トップバッターは僭越ながら、言い出しっぺの私、ドクターメイトのもつお(Yosuke Enomoto)が担当しました。トークタイトルは「もう話すことに困らない!カジュアル面談の “型” 全部見せ」ということで、普段どんなことを喋っているのかを赤裸々に話してみました。
候補者の方に安心してもらうために、冒頭で選考ではないことを伝えたり、先にこちらから自己紹介させてもらったり。その後で、その方の興味関心を伺って、もっとも知りたいことを重点的に伝えていく……というような流れです。

ぶっちゃけ緊張であまり記憶がないので、Xにて #CHUO_Tech から情報を拾っていただけると助かります笑

あなたのチームメイトを連れてくるのは誰?

株式会社LayerXのserimaさん。serimaさんは元々エンジニアでしたが、転職のタイミングで人事にジョブチェンジ。加熱するエンジニア採用市場で、ユニークな強みを持っています。
トークタイトルは「採用は全員で」。ずいぶんシンプルだな〜と思っていたら、これは「全員〇〇」というLayerXさんの文化に起因しているようで、全員採用、全員広報、全員営業など「みんなでやったるで」という強い意志から来ているとのことでした。

全員でやるっていう当事者意識が素敵な仲間を呼びますよね

特に印象に残ったのは「あなたのチームメイトを連れてくるのは誰?」というまとめ。待っていればどんどん応募が来るような甘い世界ではないし、みんなで自社の魅力や伸び代を語れた方がいい。やはり仲間集めは全員が当事者意識を持って進めていくのが重要なんだなあと再確認できました。

アトラクトのためには組織課題の言語化が重要

株式会社スナックミー Engineering ManagerのTakuma Yamamotoさん。トークタイトルは「スカウト返信率を倍にするためにやったこと」。エンジニア正社員がたった4名で、採用に割けるリソースが少ないからこそ、数ではなく質で勝負しているそうです。

おやつの差し入れ、ありがとうございました!

特に印象に残ったのは「求人票づくりのために組織の課題を言語化した」という部分で、どういうエンジニアが必要か、どこでバリューを発揮してもらえるとより成果が出せそうかといったことをしっかり話し合った上でアウトプットしたとのこと。
ここがずれているとなかなか選考が進まなかったりする実感もあるので、すごく共感しました。候補者からしても何を期待されているのかわかる方が応募もしやすいし、入社してからも努力しやすそうですよね。

驚愕のエンジニア採用ジャーニーマップ

株式会社hokan 人事責任者の前島さん。トークタイトルは「必見!エンジニア採用が上手くいかない時に取り組むこと」ということで、必見の内容となっております。
特に印象に残ったのはhokanさんが用意している「エンジニア採用ジャーニーマップ」!

会社を知っている人、知らない人、離れた人という3つの世界線に分けた上で、「どういうエンジニアに何を知ってもらいたいか」を明確に整理。そこから認知施策を打っていく、というもので、エンジニア採用に至るまで、徹底した候補者体験に寄り添う姿勢が素敵でした。内定承諾率89%という異様な数字にも頷けます。
さらには力を入れているオファー面談の中身まで教えてくれる太っ腹加減で、ありがたすぎるとの声が上がりました。

毎週水曜日、午前中は読書の時間

メドピア株式会社VPoTの平川さん。まさかのドクターメイトとネタ被りということで急遽、発表内容を変更してくださいました。突貫で作ったとは思えない発表に、語れる引き出しの多さと柔軟性を感じます。

一瞬で発表内容の組み立て〜スライド作成をやってのける平川さん

今や従業員数1,000人超えの上場企業であるメドピアさんの組織の変遷と、規模ごとの課題について語ってくれました。若手育成のためのコード振り返り会の話は素敵でしたし、今でも学習を大切にされていて、毎週水曜日の午前中の時間をおさえて輪読会をしているという話は純粋にすごいの一言。社内の勉強会が活発なのも、強い組織の特徴かもしれませんね。
ドクターメイトと同じ医療系ということもあり、学ぶことが多いなぁと感じました。

懇親会

最後は懇親会形式でわいわいと盛り上がりました。
各社の「うちはこうやっているよ!」というまさに知りたかった「ここだけの話」を聞けたので、自社に持ち帰るネタが多くて最高でした!そして同時に、仲間集めはどんな会社にとっても共通の課題なんだなぁと再認識。だからこそ情報やノウハウを共有しあって、より良くしていけたら良いですね。

お土産に配られたスナックミーさんの多種多様なおやつも、めちゃ美味しいと話題に。

ドライマンゴー、めちゃうまでした。

以上が、今回のイベントの大まかな内容です!
今後の運営メンバーコミュニケーションスペースとしてDiscordを立てましたので、興味があるよ、参加したいよという方はお気軽にお声がけください。参加条件はオフィスが中央区にあること!これだけです。
次回はもっとTech寄りの話などをテーマにわいわいできればと思っています。4月ごろに実施できたら良いなぁ!開催の際にはぜひ、たくさんの方にご参加いただけると嬉しいです。お楽しみに。

楽しかったです!!
もっと大きな交流の渦を中央区から発信していきましょう!!

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