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【映画レビュー】ハイライズ

誰かが「トムヒが出ている以外評価するポイントがない」と言っていたけれど、全く持ってその通りだったぜ。

面白さ ★☆☆☆☆
ブラクラ ★★★☆☆
トムヒ(ひらりん)★★★★★
人におすすめできる ★☆☆☆☆

「わーいトムヒだー!」なんて気持ちで観ると開幕30秒でブラクラぶっこまれるから注意しろよ!!!
3分くらいUターンしようか悩んだ。完走した私ほんと偉いと思った。

【ざっくりとしたストーリー】
医師のロバート・ラング(トムヒ)はある高層マンションに引っ越してくる。
そこは高層にいくほどヒエラルキーが上がるというとんでもマンションだった。
独身で人当たりがよく、顔もいいことを良いことに、引っ越した当初から人妻をホイホイしていくラング先生だったが、最高層にすむオーナー(ジェレミー・アイアンズ)もホイホイしてしまう。
そんな中でマンション内の治安が悪化し、低層vs高層の構図ができてドンパチ(マジでドンパチ)初めてしまうのだが
上の下くらいに住んでいるラング先生はとにかく静観を決めてしまう。
マンションが死体で溢れかえって血の海になっても殺戮が止まらない。
オーナーが殺されたことでやっと自体の収集がついたかと思われたが、ヤング先生はマンション内でサバイバル生活を続け、犬を食べたり制汗スプレーを撒き散らしたりして過ごすのだった。

何の話なのかさっぱりわからないと思うが、書いている私もさっぱりとわかっていない。

そう。

この映画、ストーリーがまっっっっっっったく分からないのである。
(原作小説があるらしいので、読んだら考えが変わるかもしれないがそんな元気はない)

マジでトムヒくらいしか見るものがない。
もしかすると頭を使って見ると負けなのかもしれない。

という訳でここのトムヒを観てくれポイントを列挙すると
・始終スーツでいてくれるラング先生
・裸で寝っ転がって大事なところをパンフで隠すラング先生
・人妻とイイことしてたら途中で邪魔が入り、続きをさせてもらえず前かがみのラング先生
・イく時にちゃんと「come...come...!」言うラング先生。(海外は「来る」で日本は「行く」なのほんと面白いなと思う)
・テニスするときのズボンがめっちゃ短いラング先生(時代背景を感じる)
・嫌いな奴の背中をめっちゃ睨んでるのに、目があったら秒でニコニコするラング先生(めっちゃ好き)
・筋肉バキバキのラング先生
・やべー勢いで制汗スプレー顔にかけるラング先生(爆笑した)
・「このネクタイ高いんだろ?」「そ!う!だ!よ!!!!!」(大爆笑した)

なんだ、結構観るところあるんじゃないかと思うかもしれないが、これを凌駕する勢いで精神勝負な映画である。

ところで、私もそんなにトムヒの映画を観たと言う訳ではないのだが、ラング先生に関してはトムヒとひらりんで結構ギャップがあったなというのが印象的であった。
(一応補足すると、私は平川大輔という声優が大好きである。なんなら最推しの一人である。)

ラング先生の声をトムヒで聞くかひらりんで聞くかで印象がだいぶ違うのだ。
トムヒラングは「神経質そう、堅物、得体の知れない」といったイメージなのだが
平川ラングは「ちょろそう、可愛い、かわいい」といったイメージ。ちょっとフィルターかかってるかもしれない。多分かかっている。

とはいえ、やっぱ「かっこいいトムヒ」のひらりんはちょっと勿体ないなーと思った。ひらりん大好きだけど。ロキみたいにかわいいトムヒだったらドンピシャなんだけどね…。

ただ役が相当特殊なので、トムヒファンの人もひらりんファンの人も、滅多に観られない演技を拝むという点ではぜひ観て欲しい映画であった。あのストーリーとブラクラ映像を乗り越えられそうならばという条件付きだが。

ついでだが、この原作小説をトムヒ先生が6時間半かけて朗読してくれるというありがたいオーディオブックもある(んだけどつべにフルで上がってるんだよなぁ~~~)。

ありがとうございました。


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