#終の棲家さがし② ーライフヴィジョン研究室えんかつ
私はライフヴィジョン研究室えんかつ、主幹の吉川和世と申します。
セカンドライフのライフプランニングの中で、60歳を過ぎたら「終の棲家」について考えましょう~と提唱しています。
92歳の父親を住宅型有料老人ホームに転居させて、もっと自由で楽しい生活を送ってほしい、晩年の父親が不自由をしながら淋しく死んでいっては夢見が悪いと思うのは子どものエゴかもしれません。
しかし、「カラオケやパソコンをしたい、月に一度は外出して外食したい!」という父親の希望をかなえてあげるのは最期の親孝行だと、2月に2泊3日の鹿児島施設探し旅に行ってきました。
2日間で5か所の住宅型有料老人ホームと1つのサービス付き高齢者住宅を見学し、一番自由度が高く(施設の人が「ここの自慢、一番の売りは自由です!」と自慢していました)、とてもアットホームで、アラフォーの看護師の男性施設長さん=経営者の施設に、3日目に父親を連れて見学に行きました。
結論から言うと、父はあまりそこを気に入らず(利用者さん同士が仲が良く、アットホーム過ぎた?)、今の施設で我慢をすると言い出しました。ケチな性格なので、今の施設の倍ぐらいの料金がかかるということも嫌だったのかもしれません。
料金のことは①に書きましたが、住宅型有料老人ホームは家賃が安い鹿児島でも月に13~15万円(介護保険の自己負担の上限金額を含む)かかり、自営業をしていた父親の年金約8万円では足りません。しかし、貯金が700万円ほどあるので、不足分を月7万円使い続けたとしても、8年間=101歳までは大丈夫です。
100歳までは貯金で大丈夫だからと言いましたが、まだしばらくは今の施設にお世話になるということで時間切れ!
現状維持のままで、鹿児島空港から東京へ戻ってきました。
次回に続く(これで終わりではありません)
この記事を書いている最中に、父親から「ノートパソコンが欲しい」という電話がありました。5年ほど前まではパソコンを使って写真の加工などをやっていましたが・・・
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