エニアグラム学習者の集い

エニアグラム学習者の勉強会&懇親会に行ってきました。

私はまだ学習しはじめたばかりですが、古い方は15年以上前にエニアグラムに出会ったということで、先生の歴史の長さを感じました。

みなさん、それぞれにエニアグラムの出会いによる人生の転換があったそうです。エニアグラムは人生を変える力があるのですね。

そしてなにより、各タイプを実際に見て話を聞くことで得られる情報量は膨大で、その学習効果の高さに驚きました。

タイプの特徴を情報として学ぶことはできても、それは想像の世界です。

でも、実際にそのタイプの方と会うと、その方の発するエネルギーを全身で感じることができて、理解がぐっと深まるんですね。

たとえば、タイプ8の女性のそのオーラはパラフルで、燃える赤と黄色の入り混じったイメージでした。

言葉遣いも生来のアネさんといった感じで、直接的、力強い声、豪快です。タイプ8は言葉遣いに配慮はできない！無理よ！と笑っておっしゃっていて、なるほど、と思いました。

一方タイプ1の女性は、薄氷とシルバー、アナと雪の女王の雪の女王、エルザのイメージです。自分にも他人にも厳しく、長年それに縛られていたことを話してくださいました。

でも、いまはとても優しい雰囲気をまとっていらっしゃいました。

各タイプに囚われがあり、それを知り、受け入れ、手放すことができると本来の良さが表に出てくるんだそうです。

囚われってなんだろうとくるくる考えていましたが、それは各タイプが持って生まれた「生来の思い込み」なのかなと思います。

それはほかのタイプからみると不思議な思い込みで、そんなことにこだわらなくてもいいのにな、って思ったりします。

タイプ1が囚われる正しさも、ほかのタイプからみると、そんなに厳格にしなくてもいいだろうになぁ、もう少し肩の力を抜いてもいいのになぁ、と思います。

でも、タイプ1自身は人と比べて自分が自他に厳しく、正しいことにこだわりを持っていると気付いてないので（みんな自分の基準しか知らない）、エニアグラムを学んではじめて、私、人より厳しかったのか、と自己を見つめ直すきっかけになるんですね。

そうやって強いこだわりを手放すことができると、なにより自由になります。柔軟になります。開放的になります。

それは人に対してもオープンで、懐が深くなることを意味します。

エニアグラム学習者の集いにいらしていたみなさんは、見事に解放されていて、あったかい場所でした。

また、集いがあったら参加したいです。