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【エニアグラム応用編】自己保存的本能の3つの領域

エニアグラム・ファシリテーターの高橋あけみ(@akemi_ennea)です。

エニアグラムでは、人間には「自己保存的本能」「セクシャル(性的)本能」「ソーシャル(社会的)本能」という3種類の本能が備わっていると考えられています。

※「3つの本能」の概要については、こちらのnoteでお話しています。

今回の記事では、3つの本能のうち「自己保存的本能」について、さらに詳しく見ていきたいと思います。


自己保存的本能の「3つの領域」

「自己保存的本能」は安全や快適さに関わる本能ですが、さらに細分化すると、以下の3つの領域に分かれると考えられています。

  • 健康:睡眠や食生活、運動などに気を遣う

  • 資源の管理:お金や時間、スケジュールなどを管理する

  • 家づくり:安全で快適な住環境をつくる

自己保存的本能がもっとも優位の方は、この3つの領域のうち最低でも2つの領域がとくに発達しており、強い関心をもちます。残りの1つは、もしかしたらあまり関心をもたないかもしれません。

一方、自己保存的本能が盲点の方も、この3つの領域のうち1つはある程度うまく機能している場合があります。


ここからは、3つの領域のくわしい説明に加え、「健全な状態のとき/不健全な状態のとき」に、それぞれの領域がどのような表れ方をするかについてお話しします。

また、自己保存的本能が盲点の方が、普段の生活でどのような傾向を示しやすいかについてもお話ししていきます。

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