キャリアブレイク日記 #23 - 2024/6/28

6月最後の平日。

お休みに入ってから1ヶ月半経ったが、6月末退職なので実はまだ会社に属している。給料もボーナスも振り込まれた。有給休暇ってすごい制度だなと思う。

以前から気になっていた「むしょく大学」の6月ねぎらい会に参加してみた。進行役の方の受容的な雰囲気に安心する。私を含め、参加者それぞれが一所懸命に日々を過ごしているのだと感じられる会だった。違和感を放置せずに、「休む」という決断をした人たち。葛藤も抱えつつ、よりよく生きる道を模索している人たち。みんなえらい。

夜はZINEの制作打ち合わせ。キャリアブレイク仲間たちと、「ひとやすみマガジン」を作って文フリに出店するのだ。

半年前までは、自分がとても閉じた世界にいるように思っていた。「このまま死んでいくのかな」と冗談抜きで思えてしまうほど、この日々はもう変えようがないのだと信じ込んでいた。

それでも、自分の人生を諦めたくなかった。ジタバタもがいていたら結果的に外に飛び出すことになり、気づけば目の前にはまだ見ぬ世界が広がっている。なんだ、こんなに広いんじゃん。

自由はこわい。でも、生きている実感が持てる。

自分という相棒を船に乗せて、いい予感のする方へ漕いでみようと思う。


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