コーチング日記 2024/6/27
昨日から調子が悪い。過去に受けた傷が刺激されてしまった。
チェックインで今の精神状態を共有すると、コーチは良いとも悪いとも言わずに受け止めてくれる。こうやって、安心して話せる場がつくられるんだよなと改めて思う。
今日は、「自分の中にあるブレーキ」について話すことにした。
個人事業主になると決めて開業届も出したのだけど、前に進もうとすると「どうせ無理だよ」「まだ早いんじゃない」と声がする。アクセルを踏むと同時にブレーキも踏んでしまい、身動きが取れなくなっているのが気持ち悪い。
「ブレーキをかける私」は、挑戦することで私が痛い目にあうことを恐れているらしい。だから、想定の範囲内、失敗しない安全圏の中に私を留めようとする。
この人格を「安全第一」と呼ぶことにした。
「安全第一」は、私が小学生の頃には働き始めていたようだ。一度道を外れると二度と戻ってこられないと信じていて、私がちょっとでもレールの外に出そうになると全力で阻止してくる。
おかげでたしかに「安全」は手に入っていたのだけど、「大人の私」はいま、外に出たくなっているのだ。安全圏を飛び出した先に、どんな世界が広がっているのか見てみたい。だから、「もう働かなくていいよ」と伝えた。
「安全第一」はピンとこない様子で、「ほんとに…大丈夫なの…?」と困り顔をしている。休んでいいといわれても、うっかり出勤しちゃうかもしれない。
「もし出勤しちゃったら、その都度声をかけるね。本当に大丈夫なんだなって納得できたら、おやすみしてね」ということで合意した。
「塩冶さん、本当に上手ですね」とコーチが感心して言う。自分でもそう思う。自分の中の人格たちと、うまく意思疎通ができている感じ。
しいたけ占い(2024年下半期)の中にあった、「ただ頑張るのではなくて、癖の見直しをしながらやっていくよ。」という言葉を思い出す。
コーチの力を借りながら、思考回路をちょっとずつ繋ぎなおしていく。自分を卑下するでも過大評価するでもなく、現実に目を向け、地に足をつけて生きていく。
これから先、自分がどんな風に変化していくのか楽しみだなと思う。
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