#2板挟み

今年、市から「乳がん検診無料クーポン」が届いた。マンモグラフィが無料で受けれるとのこと。ある時期に40歳になっている人に届くらしい。自分にとって長年連れ添った相棒のような存在のおっぱい。相棒に何かあってはいけないので、受けに行くことにした。
検診が出来る病院の一覧表から、何となくチョイスした病院に予約し行く。周りから「猛烈に痛い」、「もげそう」等聞いていたのでめちゃくちゃ緊張する。
最初看護師さんの問診を受けるのですが、緊張している私に優しく接してくれて泣きそうになる。問診後、いよいよマンモグラフィ。マンモグラフィは乳房専用のエックス線撮影のこと
で、乳房を板の上で圧迫し、薄く伸ばして撮影するらしい。おっぱいを薄く伸ばされる恐怖で緊張していたけど、技師はベテランの女性でちょっとほっとする。
上半身裸になり、台にまず右のおっぱいを乗せる。そして上下左右に板で挟まれる。ばりくそ痛い。だけど、上半身裸、しかもスキニージーンズを履いていたので、若干、力道山スタイルな自分がおっぱいを台を乗せ、薄く伸ばされている。この状況を俯瞰で見た時にとてつもなく滑稽だと思って笑けてきた。ニヤニヤしていたら終わっていた。
マンモグラフィ後はエコー検査。こちらは有料だったが、この際受けてみた。こちらの技師さんもベテランの女性で、ずっと喋ってくれてた。
全ての検査終了後、医師からの結果発表。その先生が結構癖強めで、私のおっぱいのエックス線写真を見ながら「見て!○○さん(←私の名前)!!何もない!問題ない!ガンじゃないよ!良かったね!!!!」と言ってくれた。もし知り合いが乳がん検診する病院を探していたら、ここを紹介しよう。
ということで、我が相棒の無事を確認出来て安心しました。これからも定期的に検診受けながら、相棒を労って生きていきます。

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