定年退職後に健康でいるためにするべきこと
定年退職後は「元気になる人」と「健康状態や心理状態が悪化してしまう人」に分かれてしまうようです。
元気になる人は、以下の図のように喫煙頻度が減っていたり、軽度な運動の頻度が増えています。
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逆に自分に使える時間が多くなったせいで、時間がうまく使えない場合は心身状態が悪くなる場合もあるようです。時間を有効に使うために、仕事をしたり、運動をしたりすることも1つの手ですが、今回はそれ以外の方法を考えてみたいと思います。
・食生活を意識してみる
年齢を重ねるごとに代謝が低下し、若い頃と同じような食生活だと体に負担がかかるになってしまう可能性が出てきます。
たとえば、糖尿病予防に海藻類を積極的に取り入れたり、認知症発生予防にきのこ類を摂取する用に意識すると良いかも知れません。また、肉や魚に多く含まれるトリプトファンを日中に取ることで、夜にセロトニンが分泌され、安眠に繋がります。
こちらの画像も参考に食生活改善と取り入れてみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1689088039766-MGxyxU70vL.png?width=800)
・趣味や楽しいことを通じて友人を作る
人間たるもの、人間関係が全くなくなると心身に影響が及ぶものです。趣味の会合やシルバーセンターなどを通じて共有の話題が少しでもある友人や知人を作ることで、心の安定に繋がるかと思います。
・目標を見つける
やはり生涯を通じて生きがいを見つけることが、心と体を健康に保つ秘訣かと思います。生きがい、やりがい。これは、何歳になっても持っておきたいものです。
昔のデータになりますが、生きがいを感じている高齢者の割合を数値化したデータがあります。
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デジタル化が進めば進むほど、生きがいを持ちにくくなっている高齢者が多くなっていることがわかります。2023年になれば、デジタル化がより進み、コロナ禍を経験したことで、もっと孤独を感じている高齢者は増えていることかと思います。
生きがいがある人はどんなことに生きがいを感じているのでしょうか。
それは、この回答をご覧ください。
男性の場合
男性は「趣味やスポーツに熱中している時(49.0%)」に生きがいを感じている人がもっとも多く、これに「孫など家族との団らんの時(40.7%)」、「旅行に行っているとき(36.4%)が続いています。
女性の場合
女性は男性と比べ、「孫など家族との団らんの時(55.4%)」、「友人や知人と食事、雑談をしている時(50.9%)」、「おいしい物を食べている時(44.4%)」に生きがいを感じている人が多い、という結果が出ています。
両者ともに、運動をしていたり、人と交わることで生きがいを感じているようです。心と体の健康を保つために、以上のことを参考にぜひ過ごしていただければ良いのかなと感じます。
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