短編漫画『L'omme de TITAN』附記
補完
デザイナーベビーは生まれるわ、AIは発展の一途を辿るわ、これを良しとするか悪しとするか…いずれにせよ、現人類よりももっと「かしこい」新人類が近いうちに生じるだろうという確信がある。
ガンダムでいう所謂「ニュータイプの発生」なわけだが、私はこの事象をタイタンに託した。
托卵された彼らは故郷にて再び孵る。
現人類はその踏み台に過ぎない。
では踏み台として、せめてどうあるべきか?
反省文
生まれて初めて編集者の助力のもとに描いた本作。
結果、モーニング月例賞落選。ただ敗因は非常にはっきりとしている。
・短編にしてはスケールがデカすぎたこと(もはや中編の容量)
・抽象度が高かったこと
・ヒューマンドラマを描いていないこと ←ほぼコレ
審査員の方が絵を褒めてくださっていたそうで、それは辛うじての救いだけれども、個人的にクオリティには全く納得がいっていない状態。
そもそも私にとってはストーリー構築こそが至高のアクティビティなわけで、はっきりいって作画は「作業(という名の苦行)」以外の何物でもない。
おかげで画力の中だるみがまあ~~~顕著にね…お目汚しホントすみませんね。
で、賢者・担当H氏はもう端から落選することを見抜いていらっしゃったんでしょう。
「次の舞台は日本で、キャラ重視でいきましょう!」
提出と同時にあれよあれよと次作の打ち合わせ、プロットが通りネームが通り、苦・作画に再び勤しんでいる風情。
でも一周回って辛くないです。
創ったものに金銭的価値がつかない現状はそりゃ当然虚しい。
しかしまあ、1話せば1000伝わるソウルフルな担当氏と出会えたことはミラクルとしか言いようがない。
極!シェイシェイの心。
漫画家志望ねー。はいはい。ごまんといるよね。
どうでもいいけど祖父、元ギャンブラーだったんですよ。
まあ私は馬もボートも一切やらないんですけど。
代わりに、当たる保証もないフィールドにしれっと人生賭けてんすわ。
えー!ヤダー!
ギャンブラーですやん
ちなみに…佳作以上取れないと、誌面に載せられるレベルには到底達していないということらしいです。噂ですけど。
長ぇ道のりやな。
おもしれぇ大博打!次は勝つ!
差せ――!!
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