やり場のない怒りを感じる文章を書いてみた

今、住んでる賃貸アパートの管理会社から連絡が来た。

「水漏れ点検があるので今週の予定いかがですか？」

基本的に予定なんてないが、その週は日曜出勤も重なっており、休みが土曜日しかない。来れるのが16時までとの事で平日に対応するのは不可能である。かと言って休みの日の一日を潰されるのは嫌であり、土曜に家事やら買い出しを済ませたかったため、土曜日の午前中指定でお願いをした。

「業者と確認して、再度ご連絡差し上げます」

このやり取りをしたのが月曜日で、次の日に電話がかかって来た。

「他の入居者様も土曜希望が多いので、出来るだけ午前中に伺います。」

分かりました、お願いします。と答え、土曜の午前中を空けて置くことにした。

金曜日に連絡が来た。仕事中で受電出来なかったため、内容は分からなかった。

念のため、土曜の朝イチで連絡したが、管理会社は土日休みだった。とりあえず午前中は家に居て、家事やら済ませながら待てばいいかと軽い気持ちで過ごしていた。昼が過ぎた。そう言えば電話で、

「朝は何時から来て貰えますか？」

と聞いたのだが、

「朝はご迷惑にならないよう、常識の範囲内で10時くらいから伺ってます。12時から13時は常識的にご飯時なのでお邪魔しません。16時以降は伺ってません。」

との回答だった。簡単に昼が過ぎたと言ったが、もちろんその昼の間に業者は来てない。というか、隣の部屋が退去したため、隣の部屋に施工業者は来ていた。システムは知らんが、部屋の施工するなら待たしてる住居者のトラブルを優先的に解決しろよ。と、もしかすると見当違いのイライラが込み上がってくる。

そもそも、二ヶ月前くらいに一度、トイレの水漏れで連絡をしていた。

「水漏れしたりしなかったりしますが、大丈夫ですか？今は比較的落ち着いてます。」

嘘偽りなく伝えた。

「今大丈夫なら出来る対応は、ありません。」

まぁ、そんなもんかと思った。そりゃそうかと思った。

そして二ヶ月後の今だ。その時対応しなかったせいで、全戸の検査をしなくてはいけなくなったのだ。親切心でコッチから連絡したのに、手遅れになってから連絡してきやがって、さらになんで業者の時間に合わせないと行けないんだ。そっちは仕事で、こっちは休みなんだけど？

12-13時の間は常識の範囲で、みんなはお昼ご飯を食べるので、業者は来ないらしい。来ないと言ってたのだが、もし来て出れなかったら気が悪いので、一応メモ書きをしてお昼ご飯を食べに出た。名前と電話番号と一言添える。もし来られたらここに電話ください、近くにいますよと。

普段仕事が9時からなので、7時には目が覚める。8時には準備が終わる。洗濯やら掃除やら用事を済ませても10時には体が空く。10-12時はただひたすら待っていたのだ。用事がないと言っても、それは人と会う約束とか時間に縛られる用事が無いだけで、早く買い物に行きたいのだ。

午前中は用事を済ませながら待ったと言えども、8-12時の4時間は待たされているというストレスを感じなら過ごしている。しかも相手の都合だ。

お昼に出たが、早く済ませたかったため、もし業者が来たら？と思うと外でなんて食べてられない。弁当買って即帰宅だ。もちろん電話も来てないし、メモ書きが読まれた形跡すらない。というか業者がそもそも、午前中に来てた形跡すらない。

形跡すらないというのは、以前作業に来た時にはアパートの前に軽バンが止まっており、その軽バンからホースみたいなのを伸ばして作業をしてた記憶がある。そして壁やドアが薄いため、作業音がどうしても聞こえる。そして廊下に何かしら散らばってたりする。今日に関しては午前中、そう言った事を全く感じなかったのだ。

隣の部屋のドアを塗ったであろうシンナーの匂いが私の部屋に立ち入って来る。それを感じながら買ってきた唐揚げ弁当を食べ、私はイライラが頂点に達する。

13時を迎えた。そして15時を迎えた。完全に舐めているなと。

ちなみに私は最近、スマホを変えた。今時iphone6sを使っていたのだが、さすがに電池持ちも厳しいし、iphoneSE3に変えたのだ。

月末2週間は2台持ちをし、その間に都度移行作業をしていたのだが、iphoneSE3が嬉し過ぎて6sの事なんてあまり構ってなかった。

ところで金曜日に管理会社から電話が来ていたと言ったが、ふと6sに目を移すと留守番電話も入っていた。

電話の相手はこう言うのである。

「土曜日の予定ですが、午前中の作業は中止とし、午後からは5階を中心に伺います。他の階の方は、もし在宅中でしたら、ご対応お願いします。」

驚いた。

そんな大事な事、留守番電話に入れる？というか入れても良いけど、何回か電話して緊急性を伝えろよと。

「明日は宜しくお願いします」

のつもりで再生したけど？

イライラよりビックリが勝った瞬間である。

私は4階に住んでいるため、そもそも今日の予定から外れていたのだ。むしろ5階に住んでいたとしても、待っていた午前中の時間は帰ってこないのである。

やり場のない怒りだなぁ。と思った。