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土台づくり#2

森をたのしむため、拠点となるタイニーハウスをセルフビルドで建てている。
あと少しで土台が出来上がる。

土台の木材をカット、加工、組み込みを終えたら、束石に固定した束柱の上に載せ金具で留める。
束柱の長さは斜面なので一個ずつそれぞれ異なる。

土台が水平になるよう、空中にできている水糸の面から束柱のサイズを割り出してカットしていく。
それを束石に固定し、上に木材を載せてみると数ミリ単位で隙間ができているところが多々あった。

建築士さん曰く、まず四隅の束柱を先に作って材を載せ、その材に柱を当てて実寸サイズでカットする方がいいとのこと。
なるほど、さすがだ。
これでうまくいった。

ここでやっと遣り方の木枠と水糸のお別れ。
今までありがとう!
それらをまたぐ作業が減り、とてもうれしかった。

次は土台の上に載せる合板と呼ばれる板を貼っていくのだが、地面からの湿気を防ぐためその前に防水用のポリエチレンシートを貼る。
シートはホームセンターで取り扱っていた。

合板もホームセンターで購入。
1カット30円だったので適合サイズにすべてカットしてもらった。

これらを順に土台にビス留めして完成。
斜面に水平な面ができた。

これだけでめちゃくちゃうれしい!
次はいよいよ柱、梁、桁の加工だ。

ちょっと余談

森へ向かうとき車内で聴くお気に入りの曲がある。

葉加瀬太郎さんの「The Symphonic Sessions」というアルバムに収録されている「Love for You(Full Ver.)」。

まさに森にピッタリ! 

雪が降ったあとの晴れた日に聴くと、また格別でとても優雅な気持ちになる。

それもそのはず、フィンランドを舞台にした映画「雪の華」の楽曲だった。
観たことあるのに今さらながら知った。

6年前にフィンランド、エストニアへ行ったことがある。
国立公園を散歩しがてら焚き火をしたり森をたのしんだ。
事前に地図で行きたい場所、ルートを決め、ホテルやレンタカー、船のチケットをネットで予約した。

ヌークシオ国立公園
同公園にてバーベキュー
レポヴェシ国立公園
同公園にて焚き火
エストニアの一棟貸しのログハウスにて
同ログハウス内からの景色

私はカタコトの英語、現地の人々はフィンランド語。
身振り手振りで何とかクリア。
幸い、宿のオーナーは元キャビンアテンダントで英語が通じたので救われた。

初めて訪れた未知の場所。
計画通りに行けるかドキドキしたが、無事9日間の自然の旅を満喫した。
今度はぜひオーロラを見に行きたい。

話が長くなってしまったが、タイニーハウスが完成したらまずこの曲を堪能しようと決めている。

車内でこの曲を聴きながら優雅な気持ちで森へ向かうのだが、着いたら肉体労働が待っている(笑)
このギャップが実に面白い!

兎にも角にも完成が待ち遠しい。

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