15.【情報整理】外国人入国制限！？(B)
先日、Bリーグの外国籍選手や外国人コートの入国が拒否されているというなんともショッキングなニュースが飛び込んできました。Bリーグは外国籍の力具合が大きく影響するリーグです。インサイドの選手はほとんどが外国籍であり、HCに外国人を招聘しているチームも多いです。チームによって外国人への依存度は異なるものの、彼らの入国なしにリーグを開幕することは難しいと思います。
まだ、不明確な部分が多い状況ではありますが、分かる範囲で情報を整理してみようと思います。※素人が書いた記事ですので、ご容赦ください。
共同通信の7/21の記事によると、Bリーグは選手約110人、コーチ約20人の入国が許可されていないということでした。記事では、B2までなのか、B3も含んだ数字なのかは読み取れませんが、仮にB2までとすると110人/36チーム=約3.1人となるので、ほとんどの外国籍の入国が拒否されているということになります(外国籍の契約上限人数は3名、加えて帰化アジア枠が1名まで)。まだ契約が発表されていない選手も含めると全員ですかね。。
では、現在国の制度はどうなっているのでしょう。
7/22の朝日新聞の記事には、外国人の「再入国」制限を緩和する方針であるという記載がありました。
現状：4/3以降、政府は49の国・地域を入国拒否の国として指定してきていました。在留資格を持つ外国人に対して再入国を認めない措置を取ってきたそうです。一方で、4/3以前に出国したケースにおいては、在留資格の内「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」の4条件に当てはまる場合のみ再入国を認めていたようです。
今後：当記事によると、上記の4つ以外の在留資格を持つ外国人についても4/3以前に出国した場合に限り再入国を認める方針であるということです。実施は、8月以降になるということです。
Bリーグ関係者である外国人の入国についての今後の見通しについて、ポイントは以下のとおりであると考えます。※かなりポジティブに入国できる道を探っていこうと思います。
①在留資格：Bリーグの選手が取得する在留資格は「興行ビザ」、コーチの場合は「技能ビザ」です。これらの就労ビザの期限は5年、3年、1年、6カ月、3カ月、1カ月、15日などがBリーグの多くの外国籍の契約期間が1~2年であることを考慮すると、恐らく1年のビザのみの保持であると推測できます。就労ビザの更新は満了の3か月前からできるということです。昨年Bリーグでプレーした選手の契約満了日が6/30とすると3か月前は3/30、満了日が5/30とすると3か月前が2/29となります(契約期間については詳しく知りませんが、外国籍の満了発表は日本人選手より早い場合が多いので、5/30だったりするのかな？という推測です)。と考えると、長く日本でプレーしている＋今シーズンも日本でプレーすることが既定路線だった選手は、既にビザの更新を行っている可能性があるかと考えます。また、昨シーズンから日本でプレーし始めた選手については、来日した日によってはまだギリギリ就労ビザのっ期限が残っているような。。。
あくまで推測ですが、初めて日本に来る選手と比べると、昨シーズンBリーグでプレーしていたor指導していた外国人の入国は、初めてBリーグに携わろうとしている外国人よりはハードルが低い可能性がありそうですね。
そもそも、興行ビザや技能ビザへの緩和措置を政府が検討しているのか定かではありませんが。。。
➡B1の昨シーズン最終試合開催日は3/15。以降、3/20~4/1までの試合の中止を発表した後、3/27にシーズン中止を決定しました。3月半ばの時点で帰国する選手もいれば、シーズン中止決定まで日本に留まっていた選手もいました。政府の決定によれば、4/3以前と以降の出国では大きく扱いが違い、3月半ばに出国した選手については入国の道が残されているように感じます。
②水際対策に係る入国拒否の国：政府が今後、どの国に対して入国拒否を継続し、どの国に対して入国拒否を緩和するのかということもポイントであると考えます。コロナウイルスの新規感染者数が少ない国、陽性率が低い国、志望者数が低い国、経済的な結びつきが強い国等、基準はいろいろあると思います。諸々の理由によって、一足先に措置が緩和された国に滞在している選手が入国できるようになる可能性も今後あるのかな、、と。
Bリーグとして、政府に入国を許可していもらえるようワークしているようですので、今は待つしかないですね。
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