『農業女子が考える、キャッシュフロー・クワドラント』
9月に入り、日中はまだ暑さは残るものの朝晩はだいぶ過ごしやすい季節となりました。
秋といえば、娯楽やレジャーを楽しめるシーズン。多くの人が暑い夏を乗り越え、楽しみにしている季節でもあります。
ただ、私にとってはそうではありませんでした。
実家は奈良県の米農家。この時期、田んぼの手伝いは当たりまえ。
そんな、農業女子の私が幼少期から感じていたことをシェアしたいと思います。
本日のテーマは、
『農業女子が考える、キャッシュフロー・クワドラント』です。
『労働(農業)は美徳だが限界がある・・』
それが、ずっと感じていたことです。
実家は奈良県の中東部に位置する『奥大和地方』、大阪から電車で1時間ほどの距離の所にあります。
祖父母の時代から、平日は会社員として働き、休みの日は農業をするという、いわゆる兼業農家として生計を立ててきました。
物心ついた時から、学校や習い事以外の時間は家業を手伝うのが当たり前。
田舎でも核家族化が進んでいた当時、
休日は、家族で娯楽やレジャーを楽しむ友人を見て、『うちの家は貧乏だから、休みの日も働かないといけないんや・・・』って本気で思っていました。
(実際、経済的に恵まれていたことは、大人になって気づいたんですが・・・)
母親も、平日は正社員として働き、土日は嫁ぎ先(私の実家)の家業を手伝わせられる。わかってはいたけども、理想の結婚生活でなかったことは確かでした。
そんな母親から、親戚が土地を貸して収入を得ている『賃貸収入』があることを心底羨ましがっていたことがとても印象に残っています。
当時は全く意味が分かってなかったのですが、
大人になって読んだ、ロバートキヨサキさんの『金持ち父さん、貧乏父さん』に『キャッシュフロー・クワドラント』が書かれており、全てが繋がりました。
『キャッシュフロー・クワドラント』とは、
お金の流れを E:従業員 S:自営業者 B:ビジネスオーナー I:投資家 の4つに分類されており、簡単に言うと、
E (従業員)とS(自営業者)は不自由。B(ビジネスオーナー)とI (投資家)は自由。収入の流れを意識しなければならないと本書では言っています。
それを知り、実家は、E:従業員 S:自営業者、時間を切り売りする仕事が大変なんだと気づきました。
また、親戚の人は、I(投資家)の収入があり、
それを母親が羨ましがっていたんだと知りました。
私自身は、働いてお金を稼ぐこと(労働収入)は、人の役に立つことでお金を循環させるので、人の本質として大切なことだと思っています。
実際、実家のお米も農協を通さずに毎年リピートしてくれる顧客に直販できているのは、恵まれた土地(高原地帯で日当たりがよく、しかも朝晩気温が下がるので甘みが凝縮された米を生産できる)以外に、祖父母や両親の努力と工夫の結果だと思っています。
ただ、もし実家にも I(投資家)やB(ビジネスオーナー)の収入を得るという選択があれば、時間をコントロールでき、母親や子供たちから不満はなかったでしょう(笑)
『自分も、人も豊かになる仕事をするために』
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