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報告 二川ハミカミ

5月ももう末になってまいりました。暑い日が続いたりちょっと肌寒さを感じる朝があったりと、5月らしい陽気でしたね。
そんな風薫る5月の豊橋市二川町のハミカミの報告記事でございます。

この日のお天気は?

行通の砂浜の写真

細江町を出発し、いつもスタッフとしてお手伝いをして頂くS氏と合流するために浜松市街地に出て、そこから二川を目指します。
お天気はまあまあ良い感じで、出発の時間には日も出てきていました。どちらかといえば暑さを心配する感じでした。

駒屋到着

新しくなっていたのれん

駒屋さんの象徴となっている暖簾の色が、新しくなっていました。5月によく似合う青だなあと感じます。文字の白さも際立ちますね。
見慣れた景色のちょっとした変化というのは、心を暖かくするような気がしました。

美を感じる建物の写真

こうやって記事を書くために写真を眺めていると、改めて建物が美しい造形だなあと感じます。住むところを作ればいいという目的を通り越して「美」の世界に入り込みまくっているような繊細な作り込み。夢中になった末の作品という印象を受けます。
日本人は「ただ目的に進むだけ」でなく、随所で今を楽しむ事が好きってことなのでしょうかね。僕も伴奏を作る目的が、途中からこだわりの世界に変貌することってよくあります。それを「無駄」と考える生き方はしたくないなあって思います。

今回の楽器たち

行きますのオカリナ写真

今回は「ただいま」ではなく「行きます」のオカリナ写真としてみましょう。えんじろうとしてはまたまた少なくたったの5本です。

少ない本数だからしっかり伝えられるオカリナそれぞれの音色と個性。最近はそこを伝えることにシフトしているのですが、振り返ってみるともっとオカリナ話をしても良いのかなとも思いました。

演奏の様子

おしゃべりの様子

先回からオカリナにも音響を使うようになり、今回もそれを引き継いでいます。気分によって使うもよし使わぬも良しという感じで、それぞれの良さを柔軟にお伝えして行ければなあと思っています。
人って比べるものがないと、それぞれの良さを知ることができないのですから。

1曲めの演奏中

今回のテーマは「あそび」でしたので、オリジナル曲で子供視点の曲からスタートしました。

りょうこソロ演奏の写真

りょうこさんがソロ演奏をする時間もありました。お客様から印象に残った曲として上がったりもしました。

えんじろうソロ演奏の写真

もちろんえんじろうもやりました。変な瞬間を切り取ってしまったらしく、顔が岩みたいになっちゃってますが、気にせずいきましょう。
いろんな音色を使ったパフォーマンスと、それを実現する仕組みを紹介したら、意外とその仕組の話題が新鮮だったようですね。

えんじろうが好きな音階、好きなリズムでYouTubeでやっていた「幸せ音つむぎ」のリアル版を演じたのですが、実は原因不明で元々決めていたキーと違うキーで出来上がるというハプニングがありました。演奏しながら急いで軌道修正しているのですが、録音を聴いてもその焦りは出ていなかったのでホッとしています。
でもこういう予想外のことは起こるんですよねー。怖いです。

リクエストも

リクエストに答える音心の写真

以前伺っていたリクエストからも演奏しました。どなたがして下さったか判らないので、この日聴いていただくことができたのかが知れず残念。

次回のハミカミでは、チラシの方に演奏予定のリクエスト曲名を書きましたので、お心当たりの方はぜひご予約ください。

終演後の駒屋さん

終演後の駒屋全景写真

立派な建物に別れを告げる前に、道の反対側から撮影しました。
この通りに立つだけで時代劇の世界のような特別な感覚になりますね。その頃には上の電線もなかったのでしょうが。街灯にまでこだわりを感じる素敵な二川の地でした。

田舎も都会も洋風も和風も、とにかく「土地土地の雰囲気」があるというのは、とても意味深いことなんだなあと感じました。

次回予告

次回のフライヤー画像

次回のハミカミのご案内です。7月19日の暑い日に行います。簡易冷房は設置しますので、ご安心くださいね。季節の影響を排除するタイプの分厚い建物と違い、古民家はその影響を上手にいなすように作られていると思います。以外にも障子が光をしっかり抑え、熱も弾き返すことを昨年の夏に感じました。

枕草子に「夏は夜」と語られていますよね。今回のテーマはそれにあやかってみました。どうぞお楽しみに。ご予約お待ちしております。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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