固定概念からの解放
さて今回は「固定概念からの脱却」という壮大なタイトルでお送りするわけですが、タイトル画像となっているのは紛れもない普通の枕です。えんじろうがこれまで使っていたそば殻枕です。
数年愛用した枕
枕は家電のように長持ちしてくれないらしく、これは確か前の事務所にいた頃に買い足した物だったと記憶しています。
でもあまり買った時期を記憶していませんでした。世間では「人生の3分の1身を預ける大切なもの」とか言われている気がするのに、九十九神を作ったえんじろうにしては淡白な感想ですよね。自分でもそう思います。
実はこの枕、音もさわり心地も香りも嫌いではないのですが、どうにも高さがありすぎる気がしています。
起きると少々首が疲れを感じていることがあるんですよね。これまでは若さで大したことはなかったのかも知れませんが、数年前から少し気になるようになっていたのです(数年間耐えていた意味が謎)
新たな枕を求め
というわけで最近、水面下で枕探しをしていました。近くの店に足を運んであれこれ触ってみたこともありました。だからといって「あなた似合う枕を診断します」とかいうやつには面倒くさそうで関わりたくない。お金も高そうだしなどといろいろ考えて手を出していませんでした。
そして判ってきたこと。最近の枕はなんかでかい!普通のサイズでも頭2つくらい乗るじゃんと言いたくなるようなものばかりです。
それからよく見かけるのが真ん中凹んで外盛り上がりっていうタイプです。頭をはめ込ませたいみたいですね。低反発枕というのも同じ目的ですよね。僕はあれ苦手です。
昔低反発布団を要らなくなった父からもらって使ったら、腰が痛くなったのです。低反発は体に合わせて変化する不思議な布団。つまりそれに逆らう勢いでない限り寝返りが打てません。えんじろうは寝返り必須な人間みたいで、寝ていて型にはめ込まれたようになる感じが物凄くストレスに感じました。
そしてここ数年間は本当にシンプルなせんべい布団を敷いて寝ています。沈まないしコロコロ回れるし(回らないけど)、好きな敷パットをあてがえば雰囲気も自在に変わり、冬場も別に寒くて耐えられないなんてことにはなりません。
やっぱりこの大地から支えられている感覚はいいですね。地面直接は無理ですが。
行き着いた枕
そんなこんなでついに先日、新たな枕にご対面です。それがこちら!
横を見たら人目で判るかも知れませんが、はいバスタオルみたい(ではなく)バスタオルそのものです。
もうね、これを敷いたら充分枕じゃんっていう状態です。昔お客様用に購入した今治タオルとか言うバスタオルなのですが、大きくて吸水性が良いというので買いました。そしてお客様に使ったことはほとんどなく、お客様用だったので自分も手を付けずにそのまま。ほとんど使われてこなかったこのタオルに、ようやく訪れた活躍の場はなんと「枕」というわけです。
使い心地
というわけで、枕本人さんが納得しているかどうかは判らないのですが、一昨日初寝した感想としては「低すぎた」でした。しかしそこはバスタオルの強み。畳み方次第で変幻自在に高さ調整ができるのですから、昨晩は4つ折りにしてみたらジャストフィット!
これからはこのバスタオル枕が、快適な眠りを約束してくれることとなりそうです。
それでは最後に、タオル枕の有益な点をまとめておきましょう。
まとめ
バリエーション
こんなに素晴らしいバスタオル枕。あなたもおひとついかがでしょうか?
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?