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初の製本と予約販売開始

みなさんこんにちは。オカリナ奏者えんじろうは、ついに生まれて初めて本を出版することとなりました。
本日はそのご紹介をいたします。


楽譜集の出版

CDジャケット画像

7月発売になってからもう半月が経ってしまった12曲入り新譜CD「3つのオカリナがうたう 名曲の宝箱 第1弾」なわけですが、こちらに対応した楽譜集が、いよいよ23日のCar-Denを期に販売開始することとなりました。

納品日の興奮

箱から開けたばかりの楽譜集

全36ページ構成の楽譜集と言うなの本が、つい先日我が家に到着したのです。スケジュール通りの納期ですし、規定の金額を払って印刷してもらうのだから当たり前といえばそうなのですが、やっぱりこう、生まれて初めての挑戦が実現したときって言うのは嬉しいものですよね。

CDはえんじろうのスタジオ「音工房 縁児堂」にて受注生産になるので、それを乗っけて記念撮影してみました。

曲目一覧のページを開いた写真

印刷の状態はどうなのか?それ以上に紙質は、自分が狙った通りのものなのか?綴じ方の状態はどんなものなのか?などなど。
興味津々の状態です。

予約販売開始

陳列してみた写真

CDを置いたコジコジのイラストの前に、置いてみました。
今度はコジコジが完全に隠れてしまいましたが、使われている色合いがそっくりなんで、結構合うんですよ(笑)

BASE用の写真

上の写真またはこちらからBASEの商品ページに進みます。
今は予約販売状態で、24日から出荷させていただきます。多分演奏会場ではCDの準備が整ったものから「先行販売」の形を取らせていただくと思いますので、早くという方はぜひそちらにご予約お待ちしてますね!

内容ご紹介

譜面のチラ見せ写真

これはかの有名な「故郷」という曲ですが、この記事を読んでくださっている方のために、ちょっと覗き見してしまいましょう。

楽器構成が固定

譜面左上に、使う楽器が書かれています。
実は今回の編曲はすべての曲で1パートと2パートをアルトC管、3パートのみがアルトG管で演奏するようにしてあります。アルトをソプラノに変えたりといった楽しみも可能ですが、基本は2種類のオカリナで完結できるのでお手軽です。

あなたのお持ちのオカリナのこと、あなたはどれだけ信頼していますか?12曲進めてゆくうちに、その関係が少しでも発展するお手伝いになれたら嬉しいです。

レベルに応じたスタイル

譜面を見ると、いきなり前奏から3部合奏が始まっています。
しかし主旋律(メロディー)の部分だけを、カラオケCDかけながら楽しむということもできます。これが最もシンプルな楽しみ方。

お友達がいらっしゃる方は、アルトC管2本を使い、楽譜の上2段を演奏すると2重奏として成立します。3重奏を勝手に選んで2重奏にしようとすると、変なことになるケースもあります。
今回そうならないように注意して使ったのが、1つ目のこだわりです。

3人寄ればなんとやらじゃないですが、3人以上いれば役割を決めてグループとして3重奏が可能となります。
アルトG管が入ることで、音域がぐっと広がります。2重奏を体験した上での3重奏ならば、3パートの人が更に自分の存在意義を感じながら楽しめることでしょう。

そして最上級にして素敵な響きを得られるのが、アカペラでの3重奏です。
この楽譜がintroから3重奏になっているのは、このアカペラ演奏の実現のためというべきかな。伴奏は補助輪のようなもので、これが外れたとき、むき出しの美しいハーモニーに没頭できる仕掛けです。
とはいえこれはかなり難しいと思います。

今を楽しむ

上記の書き方では上達しようみたいに思われてしまうかも知れませんね。でもそうではなくて、人それぞれに「今」の段階があります。その「今」を思い切り楽しんでほしいので、自分がやってみたい段階を楽しく味わってくださいという願いです。

最後に

本の末尾に並ぶ付属CDの写真

視覚障害者である前に、今だに楽譜を読むことができないえんじろうが、コンピュータからなる音を頼りに他人の力も少しずつお借りし、作り上げた楽譜集です。
初の製本出版はとてもドキドキしましたが、この世の宝物がひとつ増えた気分です。ここにしかないものですから、ぜひそれを目1杯あなたのものにして楽しんでいただけると本望です。

今回の制作に当たって著作権の面など様々学ぶこともあり、資金的にもぎりぎりの状態になってしまいました。
この試みが好評のようならば、せっかく覚えたノウハウです。今後「第2弾」へと続いていくと素敵だなと思っています。

今後とも応援どうぞよろしくお願い致します。BASEまたはライブ会場でお待ちしております。



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