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今更ながら7月23日の鳴ル銅鑼@Pangea

鳴ル銅鑼最高でした。2020年3月の同じパンゲア以来に観た彼ら。まさかこんなに長い間観れないと思ってなかったし、形態が変わるとも予想だにしていなかった。正直この日まで鳴ル銅鑼聴けなかった。4人で楽しそうに奏でてるのが大好きだったのだと心底思った。大好きな大好きな斜陽と幻を最後に観た鳴ル銅鑼が演奏しててもう最強じゃんって思ってたから、徹さんがいない鳴ル銅鑼を受け入れられるのか、カバさんがギターからベースに持ち替えてそれを受け入れられるのかがめちゃくちゃ怖くって、会場入って最初の2バンドは上の空で聴いていた。セッティングが始まって、徐々に見慣れたセッティングがじゃないことに改めて3人であることをまざまざと感じ動揺していた。いつものSEが流れ、入ってきた彼ら。準備をして始まった「新世界」。ここでこれがきたのはもうなんというか胸がいっぱいで。でも岩田さんの冒頭の和也さんの方を見てのあの笑みで浄化されたまである。動揺したセッティングもセッション感が増して、カバさんと和也さんが向かい合うまでは行かないけどの位置でコーラスしていれば目線が混じる場面が何度もあっていいなあとなった。楽曲たちもアレンジこそ変われど鳴ル銅鑼の根幹の部分はぶれずにそこにあって、私がどうこう言うことでもないがすごく安心したし、これまで通り鳴ル銅鑼の音楽を楽しむことができて本当に本当に良かった。ロックバンドを好きになって、ちゃんとライブに行くようになってだいたい6年ほど。実はバンドのメンバーチェンジを目の当たりにしたのは初めてだった。それゆえ、どうなるのだろうととても不安で、冒頭に書いた通り、この日まで彼らの楽曲を聴くことができなかった。以前、某男性アイドルを10年ほど好きで、その10年ほどの間にメンバーが半分になった。その時の苦しさを思い出すと、演奏に直結するバンドはどうなるのかという怖さもあった。でも、それでもぶれない鳴ル銅鑼をこれからも自分の範囲で応援していきたいし、好きでいたい。

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