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部署を超え、エンの力を総動員して。「採用」で世の中を変えていく――エン・ジャパン中林辰馬

エン・ジャパンの「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」。それは、世の中をより良く変える「社会的インパクトが大きい採用」を支援する、全社をあげた一大プロジェクトである。

例えば「副市長」や「DX人材」をはじめとした、官公庁における重要ポジションの公募。ドローンや宇宙ロケットなど新しいテクノロジーの発展・普及を担う優秀人材の採用。新たに「世界で戦えるスポーツリーグ」を作るための人材公募。SDGs達成に取り組む国際NPO団体の職員公募など……。2018年11月のスタート以来、これまで100を超えるプロジェクトを進めてきた。

事業部の垣根を越え、エンALLの力を結集して取り組む全社的なプロジェクト。その中心となっているのが、2016年入社の中林辰馬です。エン転職のコンサルティングセールスを経験したのち、同プロジェクトのリーダーに抜擢。20代で各部署をとりまとめ、官公庁の要人たちにも物怖じせずに提案を行なう。そんな彼の奮闘にスポットライトを当てたい。

エン・ジャパン 中林辰馬 

たった一人の採用が、この国を変えるきっかけになる。だからこそ、「en ALL」で支援する。

「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」の専任担当として、商談からプロジェクトマネジメントまで一貫して担うのが中林だ。

中央省庁や自治体、NPOなどの各種団体や、社会的な価値の大きい先進的な取り組みをしている企業などに対して採用支援の提案を行なっている。

インパクトが大きい、国を変えるきっかけになるような採用。だからこそ、エンが持つリソースを最大限に活用して支援を行なうのがプロジェクトの特徴だ。

例えば、関わるサービスの幅広さ。ひとつのサービスをメインで提案する通常のセールス担当とは違い、エン転職やAMBI、ミドルの転職、engageなど複数のサービスを同時に提案することがほとんどだ。より多くの求職者に求人を届けるため、各サービスの営業担当を巻き込んで商談を進めていく。

それだけではない。人材公募という新しい取り組み自体を「ニュース」として広めていくため、広報やプロモーション担当の力も借りる。

プロジェクトの背景や募集の意義を伝える「特設ページ」の制作や、広報によるプレスリリースの公開・配信、メディア関係者向けの記者会見の実施、デジタル広告の配信など、様々な施策を組み合わせて公募プロジェクトの告知を行なう。実際、新聞やテレビなどメディアで取り上げられる機会も多い。

しかし、募集を大々的に宣伝して、多くの応募を集める──それだけでは意味がない。何より大切にしているのは、「入職後の活躍」を実現することだ。

採用成功、さらには入職後の活躍まで実現するために。たとえ「知事の決定」でも、ひっくり返す。

もちろん、手を尽くして「多くの人に告知する」ことは非常に重要だ。プロジェクトの公募求人は、そのミッションの大きさゆえに求職者から見ても魅力的なものが多いため、その存在を告知するだけで、エン・ジャパンの運営サイトに関心を持ってくれる人も増える。正義を実現するための「収益性」の観点でも欠かせないことではある。しかし、それだけでは本質的な取り組みとは言えない。

募集開始時の大々的な告知は、あくまでスタート。そのポジションに適した方を迎えることができ、入職後の「活躍」をしてもらって初めて、プロジェクトは成功だと言える。その「活躍」こそが新しい価値を生み、世の中をより良く変えていくことにつながるからだ。

だから中林は、エン・ジャパンを代表して、募集告知だけでなく「ターゲット人材の明確化・可視化」や「その後の選考プロセスの設計」、「人材の見極めのアドバイス」「人材の受け入れ体制の整備」など、表からは見えづらいところにも力を入れて提案する。すべては、世の中を変える「活躍」を生み出すために。

例えば募集団体にとっても、応募する候補者にとっても負担が軽く、効果的に「活躍できる人材」を採用できる選考フローとはどんなものか。仮に「これまでの慣例として、面接は○回」「○○の提出は必須」などの前例があったとしても、従来の当たり前を疑って、新しい採用の形を一緒に作っていくのが彼だ。ある案件では、すでに県知事が承認してしまっていた選考フローを、根気強く説得して組み替えた事例もある。

他にも中林が提案するものは色々ある。根拠をもって人材の見極めを行なうのに役立つ適性テスト「Talent Analytics」。前職での仕事ぶりをヒアリングし、候補者について深く知れるリファレンスレポートサービス「ASHIATO」。さらには入職「後」のフォローに役立つ離職予防ツール「HR OnBoard」など。エン・ジャパンが提供できる限りのサービスを駆使し、採用後の活躍まで実現できる体制を作る──それが彼の仕事なのだ。

官公庁の要人と、エンにいる多様なプロたちと──。全員で成功させるから、手応えは大きい。

そしてプロジェクトを語る上で欠かせないのが、彼をとりまく様々なパートナーの存在だ。例えばエン社内。全社をあげて取り組むプロジェクトだからこそ、社内のさまざまなプロの力を借りることができる。だから提案時には、自然と自信が滲む。「どんなプロジェクトも成功させられる」と思えるからだ。

求人広告の原稿ひとつとっても、自社で長年スキルを磨いたプロのコピーライターが制作する。ターゲットとなる人材が「自分が必要とされている」と分かるように。募集ポジションが担うミッションの大きさが伝わり、心が動くように。取材で得た情報をもとに表現コンセプトを練り、丁寧に言葉を選ぶ。だが当然、誇大広告になってはいけない。入職後に「想像と違った」とギャップを感じてしまえば、活躍は難しくなるからだ。良い点だけでなく、厳しいところ・難しい点もオープンに伝える。求人制作にも、これだけのこだわりが詰まっている。

AMBIに掲載するインタビュー記事もハイクオリティだ。Webメディア「キャリアハック」等の運営も行なうエン・ジャパン。社内にはプロの編集チームがあり、自ら取材し、写真を撮り、自らの手で書き上げてくれる。だから、語り手の言葉が、熱量を伴って伝わってくる。意志ある人材の情熱に火を灯す、力のある記事が生まれる。

もちろん、特設ページやプレスリリース、デジタル広告も、それぞれのプロが担当する。また、各サービスの担当セールスやプロダクトマネージャーは、深いサービス理解で中林の提案を支えてくれる。そのほかにも、各事業部の役職者や企画担当など、様々なメンバーが、同じ「正義」のために力を結集するからこそ、プロジェクトは成功させられるのだ。

そして忘れてはいけないのは、官公庁など「募集団体側」の協力があること。エン・ジャパンも全力を尽くすが、実際の選考を行なうのも、採用後、一緒に働くことになるのも、募集を行なう団体である。

特に中央省庁・自治体の人材公募に関しては、法律による制約や、意思決定プロセスの厳格さなどが壁になることも多い。その壁を乗り越えられるのは、担当者をはじめとした、募集団体側の努力、協力あってこそ。エンの提案を受け入れ、役職者に全力でプレゼンを行なってくれるパートナーがいるからこそ、また、トップや役職者の方が理解を示してくれるからこそ、プロジェクトは成立している。

新しい取り組みばかり、新しく決めることばかり、ということも多い。また、民間からは見えづらい「壁」も多い。エン・ジャパンと募集団体、双方の協力のもと、一緒に作り上げていく必要がある。その道が険しいからこそ、成功させられたとき「一緒に作り上げた」と実感できる。プロジェクトメンバーと一緒に喜ぶことができる。その手応えの大きさは表現しがたいものだと彼は言う。

既に多くの採用成功・活躍の実績がある中、現在も次々と新しいプロジェクトが動き出している。メディアで紹介される機会も増え、セミナーへの登壇依頼や問い合わせも増加。「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」の注目度、そして世の中への影響力は確実に高まってきている。

そしてそれに伴って、中林に求められる活躍のレベルもますます高くなっている。商談を数多くこなしながら、プロジェクトマネジメントにも奔走し、ときにはイベントの企画・運営に挑む。さらにはチームリーダーとしてメンバーのマネジメントにも向き合う、多忙な日々を送っている。社会的な影響力が大きい分、プレッシャーも軽くない。それでもプロジェクトに真摯に向き合い、数多くの「社会を変える活躍」を生み出す彼の原動力はどこにあるのか。

それはやはり、彼が持つ生来の正義感の強さによるものが大きいだろう。現状をただ受け入れるのではなく、正しい方向を目指そうとストイックに努力する。それが中林という男だからだ。そして息子が生まれ、父になったという変化も、彼に影響を与えているという。今はまだ幼い息子。彼がこれから生きる世界を、少しでもより良いものにしたい。その想いが、困難な仕事にも正面から向き合う彼の、静かながらも暖かく、強く大きい心の炎となっている。

採用というのはそもそも企業・団体にとって大きな影響力を持つものだが、中でも特に社会的インパクトが大きいものを支援するこのプロジェクトは、誇張ではなく、国を、ひいては世界を変える力を持っている。

一つひとつの提案・調整は地道なものであったとしても、その努力は、必ず大きく増幅されて、世の中に影響を与えていく。そして彼の息子や、その先の世代、さらに先の世代へと、その恩恵は受け継がれていくはずだ──そう信じて、彼は今日も新たな提案に臨む。自信を持って後世に託せる、今よりもっと良い社会を目指して。

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